Threadsの投稿にトピックをタグ付けする機能を導入 キーワード検索は日本語でも利用可能に

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2023/12/11 07:00

 Metaは、今年7月にローンチしたテキスト共有アプリ「Threads(スレッズ)」にトピックをタグ付けする機能を導入することを発表した。投稿の内容に関連するトピックを追加することで、興味関心やテーマごとに投稿をカテゴリー分けすることができる。また、先月末からThreadsを利用できるすべての国でキーワード検索を導入しており、日本語でも投稿の検索ができるようになった。

 投稿のトピックをタグ付けする機能は、今年11月にオーストラリアでテストを開始していたもので、今回のアップデートで日本語を含むほかの言語でも利用できるようになる。

 Threadsで新しく投稿を作成する際、#のボタンをタップするか、#をタイプしてから続けてテキストを入力すると、トピックを追加することができる。トピックを入力し始めると、ほかの利用者が作成した既存のトピックが選択肢として表示され、そこからタグ付けしたいトピックを選ぶことができる。もしくは、自分だけのトピックを新たに作成して追加することも可能。

 投稿に追加されたトピックをタップすると、同じトピックでシェアされたほかの投稿も見ることができる。Instagramで投稿にハッシュタグを使うことと似ているが、Threadsの投稿にタグ付けできるトピックはひとつのみ。また、ハッシュタグと違ってスペースを入れたり、一部の特殊文字を使うこともできる。

 さらに先月末には、これまで英語とスペイン語のみで利用が可能だったキーワード検索を、Threadsを利用できるすべての国に導入し、日本語を含むさまざまな言語で検索ができるようになった。モバイルアプリでも、ウェブ版のThreadsでも利用することができる。

 Threadsは、Instagramチームが開発したテキスト共有アプリで、リアルタイムで近況を共有したり、ほかの利用者との会話に参加したりすることができる場。ローンチ以降、フォローしているアカウントの投稿のみを時系列で表示する「フォロー中」タブや、ウェブ版での投稿作成や返信、音声クリップを投稿できる「ボイススレッド」や投稿してから5分以内に自分の投稿を編集できる機能など、さまざまな新機能を導入してきた。

 トピックを追加する機能やキーワード検索を通じて、利用者は自分の興味関心に関連する投稿をより簡単に発見したり、リアルタイムで追いたい会話を探しやすくなる。

 今後もコミュニティからのフィードバックをもとに、Threadsの体験をさらに改善していくために注力していく。