ヘラルボニーは、阪急うめだ本店(大阪府大阪市)の2024年のストアメッセージをプロデュースし、新聞広告や店内外におけるポスターやサイネージなどの各種広告、さらに特設ウェブサイトを制作した。各種広告は2024年1月1日(月)から、特設ウェブサイトは2023年12月31日(日)から閲覧できる。
背景(外部環境・社会背景・実現に至った経緯や目的)
「楽しさNo.1デパートメントストア」を目指す阪急うめだ本店。「WITH Good Harmony」を掲げ、サステナビリティの全館キャンペーン化やこどもたちと、楽しく遊んで学んで体験することでこどもたちの未来を育む「HANKYUこどもカレッジ」など、人と自然と社会が調和した豊かな未来を目指すさまざまな取り組みを実施してきた。その取り組みのひとつとして、同年10月には阪急うめだ本店の9階祝祭広場で、原画展やアートプロダクトが楽しめる「ヘラルボニーアートコレクション」として大規模イベントを展開するなど、両社で協業してきた。
阪急うめだ本店の2024年は「みんなが輝ける社会を目指してダイバーシティ実現に向けた取り組みにますます力を入れていく」という姿勢を受け取り、ヘラルボニーがストアメッセージをプロデュースした。
「楽しさNo.1デパートメントストア」を掲げる阪急うめだ本店。キャッチコピーは「世界に、あそび心を。」。「あそび心」を持つとは、「あらゆることを楽しむ心」であり、「ゆとりや余裕がある心」を持つこと。めまぐるしく変化が起こり続け、そしてDE&I(ダイバーシティ&インクルージョン)が当たり前となった現代において、「あそび心」を、人と社会を輝かせる大切な精神と考えた。
キービジュアルには、複数の色が混ざり合い画用紙からはみ出して描かれているのが印象的な、笹山勝実氏のアート作品『無題』を起用した。
ヘラルボニーは阪急うめだ本店と今後も、イベントの開催など、共創パートナーとして複数のプロジェクトでより強く連携していく。
作家・作品紹介
- 作品名:『無題』
- 作家:Katsumi Sasayama / 笹山勝実氏
- 在籍:unico / はじまりの美術館(福島県)
STAFF
- クリエイティブディレクター:桑山知之氏(ヘラルボニー)
- ビジネスプロデュース:相田拓道氏(ヘラルボニー)
- アートディレクター / ウェブデザイン:浅木翔氏(電通)
- コミュニケーションプランナー / コピーライター:長谷川輝波氏(電通)
- クリエーティブプロデューサー:仁禮義智氏・北川朔陽氏(電通クリエーティブフォース)
- アートディレクター:高木 寿桃氏(CPU direct)
- デザイナー:辻井 宏之氏(CPU direct)
- 英訳担当コピーライター:ネルソン・サムウェル氏(電通クリエーティブX)
- 英訳担当プロデューサー:平田日向子氏(電通クリエーティブX)