Notion Labs Japanは、Notion内のドキュメント、プロジェクト、タスクなどをカレンダー上に統合する新機能「Notionカレンダー」を提供開始することを発表した。Notionカレンダーは、Notionが2022年に買収したCron社のカレンダー機能をベースとし、Notionのすべての要素に関するスケジュールやタイムライン、タスクの期限をカレンダーに取り込み一元管理できる。これにより、スケジュール管理をより効率的に行い、チーム間のコラボレーションをさらに推進することが可能。
Notion内のさまざまな予定をカレンダーに統合
Notionのドキュメントに記載のある日にち、プロジェクトのタイムライン、タスクの期限をカレンダーに取り込むことで、業務の優先順位を把握しやすくなる。また、Notionカレンダーからアプリを切り替えることなく、関連するNotionのドキュメントを検索してアクセスすることもできる。
データベースに記載された期日などをカレンダー上に一覧表示
Notionカレンダーでは、スプリント計画の締め切りといったデータベース上に記載された情報をイベントとしてカレンダー上に表示し管理できる。Notionカレンダーは、NotionのワークスペースやGoogle カレンダー、Zoom、Google Meetのような業務ツールと連携されている。
スケジュールやミーティングをメニューバーから確認可能
PCのメニューバーにその日に予定しているオンライン会議の予定を表示することや、そこから直接会議に参加する機能も備えている。そのため、Notion上でドキュメントやデータベースを作成している最中でも、そのページを離れることなく、予定されている会議やその会議までの時間を確認することもできる。
Notionでは、ノート、プロジェクト、タスクといったNotionのすべての要素に時間の概念を持ち込むことを目指している。そうすることで、仕事だけなくプライベートも含めたスケジュールの一元管理手法を提供できると考えている。
Notion Labs Japan合同会社 ゼネラルマネジャーアジア太平洋地域担当 西 勝清氏のコメント
さまざまなSaaSアプリを活用し業務を遂行することが多くなった現在、一日の業務のなかで頻繁に発生しているアプリの切り替えが生産性低下の一因になっています。とある論文によると、アプリの切り替えによって途切れてしまった集中力を取り戻すのに23分かかると言われています。Notionカレンダーであれば、アプリ間を移動することなくスケジュールを把握し業務をより効率的に進めることができます。
また、仕事と個人の予定を一元管理できるので、ダブルブッキングのリスクも排除してくれます。Notionカレンダーは無料で利用できますので是非お試しください。