リコー、AI技術を活用したDX実現のための価値共創拠点「RICOH BIL TOKYO」をリニューアルオープン

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2024/01/30 10:30

 リコーは、最新のAI技術を活用しながら、顧客との価値共創活動を強化する取り組みの一環として、「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」(以下、RICOH BIL TOKYO)を田町から移転・拡大し、2024年2月1日にリニューアルオープンすることを発表した。新しいRICOH BIL TOKYOは、リコーのEBC(Executive Briefing Center)に位置付けられる。顧客企業の経営者を迎え、経営者との対話やワークショップを通して、AIを活用した価値シナリオやビジネスデザインの設計から実装に至るまでを伴走支援し、本質的な部分での課題解決と新たなビジネス共創を目指す。

 RICOH BIL TOKYOでは、同社の強みである顧客接点力を活かした100以上ある各業種の顧客価値シナリオと、自然言語処理や空間認識分野に強みを持つ同社独自のAI技術を掛け合わせて、フラッグシップとなる価値提供事例を顧客と共創。顧客の顕在課題に対して、ソリューションやユースケースを提案するだけでなく、デジタルに精通した技術者出身のビジネスデザイナーやDXコーディネーターといった専任のデジタルエキスパートが常駐し、顧客との対話やデザイン思考を取り入れたワークショップを通じて潜在課題までも可視化する。価値シナリオの例としては、建設業におけるファシリティマネジメントの無人化を目指す画像認識AI技術や、クラウド型の業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」と自然言語処理AIでデータ分析を行うサービス「仕事のAI」を活用した営業ワークフロー改善の事例など、顧客の業種業務に合わせた解決事例を紹介しながら、顧客固有のソリューションを共創する。

  同施設は、顧客が集中して課題と向き合い、新たな気づきを得ることをサポートする、さまざまな仕掛けを備えている。顧客との対話の場である「ラウンジ」では、映像や光、音、香りといった演出が顧客の感性を刺激し、適度な緊張感とリラックスを生み出すことで、対話を活性化。また、デジタル技術により人々の創造性を引き出す次世代会議空間「RICOH PRISM」では、さまざまな空間演出が顧客の想像力を高め、創造性を引き出す。

 リコーは、顧客がより創造性を発揮する仕事に注力し、顧客のはたらく歓びを実現するため、グローバルで各地域の顧客とともに価値創造する、デジタルサービスの会社への変革を進めている。そのため、顧客の業務プロセスのデジタル化によって生産性向上を支援する「ビジネスプロセスオートメーション」と、ミーティングルームの設計やハイブリッドな仕事環境構築で、顧客の創造力強化を支援する「コミュニケーションサービス」の領域を強化している。デジタルサービスをグローバルに提供していくにあたり、リコー独自のプラットフォーム「RICOH Smart Integration(RSI)」や最新のAI技術を活用することで、顧客との価値共創を加速している。

 リコーは、デジタルサービスの会社として顧客の生産性向上や業務効率化を実現し、その先にある創造性の発揮を支援することで、顧客のはたらく歓びを実現する新たな価値創造に取り組んでいく。

究極の対話にむけたゲストを迎える:Climbers Lounge
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技術展示デモンストレーションエリア
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創造力を掻き立たせる空間でマインドセットする:RICOH PRISM
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デザイン思考とアジャイルでプロジェクトが加速するワークショップルーム
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リコーの原点:RICOH WAY
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