スイッチメディアと朝日広告社は、CM好感度の予測と、ターゲットに最適な番組リスト提供やリーチシミュレーションを融合した「クリエイティブ＆リーチ予測サービス」の概念実証を開始した。
同サービスは、企画段階のテレビCMのコンテ情報から、「CM好感度予測AI」がターゲットにもっとも好感度の高いCMクリエイティブを予測。また、ターゲットがよく観る番組のリストと、ターゲットのリーチを最大化するシミュレーションもアウトプットする。このふたつの予測データにより、ターゲットにもっとも効果的なクリエイティブとメディアプランの構築を目指すマーケターをサポートする。
マーケターのほか、プロデューサー、クリエイター、CM制作を担当する事業会社にとって有益なサービスにすることを目指し検証を進めていく。
CM好感度予測AI：ターゲットに最適なクリエイティブが事前に判明
CM好感度予測AIは、CM総合研究所が保有するテレビCMデータとCM好感度データをインプットし構築されたシステム。絵コンテや字コンテなどのCM企画の情報をテキスト入力することで、次の情報を直感的なダッシュボードで表示する。
- CM好感度票数／ランク
- 好感要因
- 性年代別好感度の予測結果
マーケターが構築したメディアプランの効果を最大化するクリエイティブについて、データにもとづいた考察を可能にする。
リーチ予測：ターゲットに最適なメディアプランが事前に判明
同サービスのリーチ予測は、24,000人以上のテレビ視聴モニターから取得した視聴データを保有する「TVAL（ティーバル）」のデータを活用し、ターゲットがよく観ているテレビ番組を可視化する。
また「リーチシミュレーター」により、GRPや出稿期間を設定するだけで、ターゲットへのリーチを最大化するシミュレーションをダッシュボードに表示。ターゲットに対してもっとも効果的なメディアプランをデータにもとづいて構築することができる。
