MSI、AI機能と省電力機能の強化を施した「Summit E13 AI Evo A1M」の店頭販売向けモデル発売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2024/03/19 07:00

 エムエスアイコンピュータージャパン、13.3インチサイズのコンパクトデザインで360度フリップとペンタッチ入力に対応したビジネス・クリエイターノートPC「Summit E13」シリーズより、従来のCPUとGPUに加えて新たにAI専用プロセッサー「NPU」を搭載した最新CPU「インテルCore Ultra プロセッサー」を採用することで、AI機能と省電力機能の強化を施した「Summit E13 AI Evo A1M」の店頭販売向けモデルを2024年3月22日(金)より順次販売開始する。

 同製品の主な特徴は、次のとおり。

AI専用プロセッサー「NPU」搭載最新CPU「インテル Core Ultra プロセッサー」採用

 「Summit E13 AI Evo A1M」シリーズは、従来ではクラウド上でおこなっていたAI処理をノートPC上で高速かつ少ない消費電力で実行可能にするため開発されたAI専用プロセッサー「NPU」を搭載した最新CPU「インテル Core Ultra プロセッサー」を採用。

 「NPU」は画像生成や画像処理、ノイズキャンセルなどの機能を、クラウドサーバーを経由せずノートPC上でNPU・CPU・GPUを組み合わせて処理をおこなうことを可能にし、AI処理をCPU単体で処理をおこなうよりも高速に、GPU単体で処理をおこなうよりも省電力で実行できるようになるため、AI機能をより身近に・より便利に活用できるようになることが期待されている。

 このほか、従来の性能重視コア「Pコア」と省電力重視コア「Eコア」に加え、消費電力をさらに低くした「LP Eコア」を新たに追加。バックグラウンドで実行される低負荷のタスクやアイドル時におこなわれている内部処理を「LP Eコア」が実行することにより省電力性能が強化されており、バッテリー駆動時間の延長に効果が期待されている。

「インテル Evo Edition」認証済み、高性能・高速充電・長時間バッテリー駆動

 「Summit E13 AI Evo A1M」シリーズは、究極にプレミアムなノートブック PC体験を実現する「インテル Evo Edition」認証モデル。最新CPU「インテル Core Ultra プロセッサー」を搭載し、プライベート用途からビジネス用途にいたるまで高い処理性能を発揮し、高速・快適動作を実現する。

 加えて、CPU内蔵GPUとして新たに「インテル Arc グラフィックス」が搭載され、従来のCPU内蔵GPUよりもグラフィックス処理性能が向上し、高画質な動画再生や動画編集・画像編集ソフトがより快適に動作するようになっている。

 このほか、70Whrの大容量長持ちバッテリーを搭載。4K動画の連続画再生による計測方法で最大13時間(JEITA 3.0 動画再生時)のバッテリー駆動を実現。低負荷時やアイドル時の省電力性能を強化した「インテル Core Ultra プロセッサー」により、アイドル時で最大20時間(JEITA 3.0 アイドル時)駆動を可能にしている。

360度展開とアクティブスタイラス「MSI Pen 2」のペンタッチ入力に対応

 「Summit E13 AI Evo A1M」シリーズの本体には、360度展開とペンタッチ機能に対応したアスペクト比16:10、WUXGA(1,920×1,200)解像度の「Golden Ratio ディスプレイ」を搭載。直感的かつ効率的な高い操作性に加え、ノートPCモード・タブレットモード・テントモードなどさまざまなスタイルで使用でき、プライベート・ビジネス・クリエイティブなど幅広いシーンで活躍する。

 加えて、4,096段階の筆圧感度やハプティックフィードバック機能により本物のペンのような書き心地を実現したアクティブスタイラス「MSI Pen 2」が付属している。

 薄さ16.2mm・軽さ1.39kgの薄型・軽量な本体デザインながら、より厳しいアメリカのMIL規格「MIL-STD-810H」に準拠したテストに適合する耐久性と信頼性を備えている。衝撃に弱いHDDや光学ドライブを搭載しないゼロスピンドル構成により、振動や衝撃による故障リスクを低減。さらに、セキュリティ機能としてハードウェア TPM 2.0、指紋認証リーダー、顔認証カメラを搭載している。