TBSグループは、韓国の総合エンターテイメント企業 CJ ENM(シージェイ・イーエヌエム)と、今後3年で3本以上の地上波ドラマ、2本の劇場用映画を共同制作することで合意した。
CJ ENMは、韓国・ソウルに本社を持つ、グローバルエンターテイメント企業。メディアコンテンツ、音楽、映画、舞台、アニメなどの幅広いビジネス領域に参画し、オリジナルコンテンツをさまざまなメディアプラットフォームに提供している。映画、人気ドラマ、バラエティ番組などのコンテンツを企画、制作、配給している。
TBSは50年以上にわたり、ドラマやバラエティ番組、アニメ、映画などすべてのジャンルの海外展開に積極的に取り組んでいる。
両社によって共同制作されたドラマは、2025年のTBS地上波ゴールデンタイムで少なくとも1本が放送されることが決定しており、将来的には日韓で同時放送や、映画の同時劇場公開なども検討していく予定。
両社で締結した戦略的パートナーシップ協定の一環として、今年3月にTBSグループのTBSテレビ、TBSスパークル、THE SEVENのクリエイターと、CJ ENMグループ傘下のStudio Dragon(スタジオ・ドラゴン)、CJ ENM STUDIOS(シージェイ・イーエヌエム・スタジオズ)など制作会社に所属するクリエイターが、韓国でワークショップを実施した。今年の下半期には日本で2回目のワークショップを開催する予定。
今後も引き続きクリエイターの研修を行うことで、両社の強固なネットワークを構築していく。また、日本と韓国のトップクリエイターの交流を通じて世界中の視聴者の注目を集めるコンテンツの制作を目指す。