ニールセンがコミックサービスの利用状況発表 コミックサービスの月間利用者数最多は「Piccoma」

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2024/06/27 07:00

 視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは、スマートフォン視聴率データ「ニールセン モバイル ネットビュー(Nielsen Mobile NetView)」をもとに、コミックサービスの利用状況を発表した。

 2024年4月の「ニールセン モバイル ネットビュー」によると、書籍サブカテゴリのうち主に漫画の閲読が可能なコミックサービスにおいて、利用者数がもっとも多かったのは「Piccoma」で1,253万人、「LINE Manga」が1,085万人で続いた。また、平均利用回数も同様に「Piccoma」が月31回でもっとも多く、「LINE Manga」が月26回だった。一方で、平均利用時間では「LINE Manga」が4時間19分でもっとも長く、「Piccoma」が3時間59分だった。

 次に、コミックサービスにおける利用者数上位5サービスを合計した平均利用回数を年齢別に見ると、34歳以下では月20回と、3日に2回程度の利用となっていた。一方、35‐49歳では30回、50歳以上では28回と、35歳以上のほうが高頻度に利用しており、ほぼ毎日利用していることが明らかとなった。

 最後に、各サービス利用者の年齢構成比を見ると、利用者数の多い「Piccoma」と「LINE Manga」はどの年代からもまんべんなく利用されていることがわかる。一方で、「Comic Cmoa」は34歳以下の若年層の利用が多く、「Mechacomic」と「Yahoo Japan ebookjapan」は35歳以上の利用が多くなっていた。