フジテレビは、動画配信サービスネットフリックス(以下、Netflix)と、コンテンツにおけるライセンス契約を締結した。フジテレビのクリエイティブを世界に届けるべく、今年7月クールのドラマ1タイトルを皮切りに、フジテレビが持つドラマを中心としたコンテンツのなかから、グローバル市場に適したドラマ・バラエティなどの新作・旧作コンテンツを厳選し、世界190の国と地域に向け配信する。さらに、フジテレビは、オリジナルコンテンツの制作にも着手し、その企画制作力を活かし、グローバル市場にコンテンツを届けることで、地上波を超えた新たな市場を開拓していく。
フジテレビは、これまでも海外への番組販売やリメイク権販売、フォーマット権販売を積極的に行ってきた。近年はスカイバウンド(アメリカ)、ビリビリ(中国)、カカオエンターテインメント(韓国)などさまざまな海外のエンターテインメント企業との協業も進めており、グローバル戦略を鮮明に打ち出している。今回のNetflixとのコンテンツライセンス締結もその一環であり、グローバル市場に通用するコンテンツの企画開発、クリエイターの育成を行うことを念頭に、Netflixでクリエイティブ力を世界に発信しフジテレビコンテンツのブランディングを向上させるなど、グローバルに向けた歩みをさらに進めていく。
また、Netflixで複数のコンテンツを配信するなどのグローバル戦略と同時に、フジテレビの国内向け配信プラットフォームFODの成長戦略も推進し、国内外でフジテレビの配信事業の拡充を行っていく。