小学館と集英社とFringe、マンガコマを使って広告を配信できる「アテレコ広告」の提供を開始

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2020/01/07 14:00

 小学館、集英社、Fringe81(以下、Fringe)は、出版社のマンガアプリに広告を配信できるManga Ad Platform(以下、MAP)を共同運営しており、今回MAPが厳選した人気マンガ作品のマンガコマを使って広告を配信できる広告メニュー「アテレコ広告」の提供を開始する。

 アテレコ広告は、小学館「マンガワン」、集英社マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で掲載されている作品を広告のクリエイティブに活用したインプレッション保証型の予約型広告。マンガ作品とマンガコマを選んでセリフを挿入することで、クリエイティブ審査まで進行することが可能。より手軽にマンガコンテンツと親和性の高い広告クリエイティブを配信することができる。

 マンガワン、少年ジャンプ+の人気マンガ作品とタイアップが可能で、作品選定から配信設定、セリフ挿入のクリエイティブ制作までMAP運営事務局と出版社が対応する。なお、挿入するセリフは、都度審査が必要となる。

 アテレコ広告では、以下のMAPが厳選したマンガ作品を使用することができる。ほかの作品も個別に相談可することが可能。

挿入するセリフは、都度審査が必要。
挿入するセリフは、都度審査が必要。

 今後、アテレコ広告で使用可能な作品、コマは随時追加する予定。またFringeは、マンガ広告という領域だけでなく、マンガアプリ、ひいてはマンガ文化の活性化を支えながら、マンガアプリの持つ資産を活用したマーケティング活動の支援を行うことで、広告主企業の成長にも寄与していく。