JR東日本グループと新潟市、ベンチャー企業と連携し「AI×観光」領域でふたつの実証実験を開始

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2020/01/10 09:00

 JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するコーポレートベンチャーキャピタルのJR東日本スタートアップ(以下、JR東日本スタートアップ)と新潟市は、ベンチャー企業と連携し、ふたつの実証実験を開始する。

 JR東日本スタートアップは、ベンチャー企業や優れた事業アイディアを有する人との協業によるビジネス創造活動 「JR東日本スタートアッププログラム」を進めている。

 第3回目となる今回は、さらなるオープンイノベーションを推進するため、地域連携の新たなフィールドとして、新潟駅開発を見越した新潟市の特区やエリアを活用する協業プランを募った。採択された「AI×観光」分野の2提案について、新潟市の協力のもと実証実験を行う。新潟市は、地域活性化に向けた取り組みとして昨年度からAI、IoT、ビッグデータなどの技術を活用した民間企業が行う実証事業を支援している。

実証実験1)観光タクシーの相乗りマッチングサービスによる“観光MaaS”の実現

AIを活用した観光ニーズのマッチングと送迎ルート最適化の技術を活用し、観光タクシーの「相乗り」による新たな移動サービス「新潟トラベルシャトル」を開始。オンデマンドの事前予約による利便性の向上と、相乗りによりひとりあたりの負担を下げることで、お得で快適な観光地の周遊を実現する。地域の観光資源を発見しやすくする仕組みを構築することで、地域の観光価値向上および地域活性化を目指す。

新潟トラベルシャトル 利用フロー
新潟トラベルシャトル 利用フロー
  • 実施期間:2020年1月18日(土)~3月末  ※期間は予定です
  • 送迎場所:新潟駅南口、新潟市内宿泊施設ほか
  • 実施主体:株式会社NearMe

実証実験2)AI味覚判定を活用した日本酒レコメンドサービスによる新しい観光提案

10種類の日本酒を飲み比べ、AIによる味覚判定を通して、1人ひとりに合った日本酒製品や飲食店・酒販店を提案する観光拠点「日本酒観光案内バー(SAKE TOURIST INFORMATION BAR)」を開設。日本酒を観光資源として捉え、独自のアルゴリズムにより12種類の日本酒味覚タイプに分類し、判定結果ごと1人ひとりに合った味わいを巡る新潟駅近郊のラリー型の旅を提案することで、新潟駅周辺地域の飲食店・酒販店の回遊を促し、地域全体の活性化を目指す。

  • 実施期間:2020年 2月14日(金)~3月15日(日)
  • 実施場所:JR新潟駅構内CoCoLo新潟西N+ TABI BAR & CAFE/km-0 niigata lab内
  • 実施主体:MIRAI SAKE COMPANY株式会社 ※実施内容は予告なく変更する場合あり。