アマゾン、選択した商品画像から好みにあった商品を提案する新機能「Discover」の提供を開始

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2019/05/21 18:00

 Amazonは、ユーザーが選択した商品画像のデザインや柄、形などをもとに、好みにあった商品を提案する新機能「Discover」の提供を開始した。

 Discoverの特設ページにて、表示される複数の商品画像に対して「いいね(親指を上げたマーク)」か「ちがうね(親指を下げたマーク)」をクリック、またはタップしていくことで、表示される商品が入れ替わり、ユーザーの好みに合ったデザインや柄、形の商品が順次表示されていく。

 また、カスタマーレビューの星の数、プライム対象商品、価格で絞り込んで商品を見つけることができるほか、最初からやり直したり、過去の絞り込みの途中から再開したり、「いいね」をした商品の確認ができるなど、柔軟に商品を探し出すことも可能。

 この機能を利用することで、「欲しい商品のイメージは浮かぶけれど、商品名がわからない。デザインや柄、形が説明できない」といった問題に対して、商品の特徴を言語化することなく、視覚的に絞り込んで買い物を楽しむことができるようになる。

 Discoverは、マシンラーニング(機械学習)の技術を用いており、学習が進むことで今後さらにユーザーの好みに合った商品が見つけやすくなる。現時点では、「ダイニングテーブル」「リビングテーブル」「チェア」「ソファ・カウチ」「ダイニングチェア」「カウンターチェア」「ローボード」などの家具のほか、「カップ&ソーサー」「カップ・マグカップ」「湯呑み」「急須・土瓶」といったドリンクウェアが対象だが、今後対象商品を拡大していく予定。

 この機能は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインに次いで日本が7ヵ国めの導入となる。