Libalent TOON STUDIO事業が吉本興業グループのFANYと共同開発を行った読み物・縦読みマンガウェブサイト「FANY Story」が、12月3日にサービスを開始した。
「FANY Story」は、FANYが「おもしろいを、もっと一緒に。」のミッションのもと、チケット販売、オンライン配信、ファンクラブ、Eコマースといったタレント起点のコンテンツをファンに届けるプラットフォームの新サービスとして、FANY IDプレミアム会員であれば無料で読める縦読みマンガ作品や、吉本興業所属タレントが書き下ろした小説やエッセイなどの読み物作品を提供するプラットフォーム。今回Libalentは、FANYとの連携事業として、同プラットフォームのシステム開発を行い2024年12月3日にサービスを開始した。
「FANY Story」では、吉本興業に所属するタレントがこれまでに制作した小説、エッセイ、マンガなどの「文字」をベースとした既存作品がデジタルで購読できるようになっただけでなく、FANY Story向けの新コンテンツの開発も実施している。今回、Libalentは吉本興業が保有する原作を元にした縦読みマンガの制作も担っている。
FANY代表取締役社長梁 弘一氏は今回の取り組みについて「FANY Storyがファンの皆様に楽しんでいただけるだけでなく、タレント達の新しい表現の場となることを期待しています」と語っている。Libalentの相澤崇裕社長は「吉本興業の多様で豊富なコンテンツを縦スクロール漫画化することで、初期から海外での展開も見据えた取り組みとすることができた。原作者に近い場所からダイレクトに作品を届ける新しい形を作ることにもなり得る。この取り組みにLibalentの得意とする領域で貢献できるのは楽しみなこと」と語っている。
Libalentの共同制作作品
『Zアイランド』
2015年に制作された品川ヒロシ監督・脚本のアクション・ホラー映画、「Zアイランド」を縦読みマンガ化。
『レイワ怪談』
怪談家の「ありがとう・ぁみ」原作の児童向けホラー短編集を縦読みマンガ化。