電通デジタル、Awwとパートナーシップ契約を締結しバーチャルヒューマンの導入支援体制を強化

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2025/05/26 10:00

 電通デジタルはバーチャルヒューマンを活用した顧客接点改革に向けた支援体制をより強化するために、バーチャルヒューマンAIカンパニーのAwwとパートナーシップ契約を締結した。

 この締結により、電通デジタルのAI活用による顧客体験変革の実績やデータ分析力と、Awwが提供する高精度なバーチャルヒューマンやAI技術を掛け合わせ、企業の顧客接点におけるバーチャルヒューマン導入支援を強化する。

 近年、技術の発展や新たなビジネス価値の創出に向け、多くの企業では顧客とのエンゲージメントを高めるために、マーケティングブランディング、カスタマーサービスなどのさまざまな分野で生成AIの活用を始めている。

 なかでも、企業にとって理想的なモデルやキャラクターを自由に作ることができ、人件費や物理的な空間の確保を必要としないバーチャルヒューマンを活用したコンテンツやサービスへの関心が高まっている。

 電通デジタルでは2024年3月からAIを活用したマーケティングソリューションブランド「∞AI(ムゲンエーアイ)」の一環として、バーチャルヒューマンを搭載した次世代AIオウンドメディア「Owned Human(オウンドヒューマン)」の実用化に向けた取り組みを開始するなど、デジタルマーケティング領域でのAIを活用した顧客接点変革を推進している。

 Awwは、10年以上にわたり研究開発を行っている独自技術「MASTER MODEL」により、リアルタイムの動きと機能を備えたフォトリアルなキャラクターを生み出しており、テクノロジーとクリエイティブを融合させ、バーチャルヒューマンの可能性を拡大する最先端企業として注目を集めている。

 本パートナーシップ契約締結により、ユーザビリティと実用性、クリエイティビティを兼ね備えた次世代の顧客体験の提供が可能になる。

 顧客が対話をしやすい顧客接点を創出することにより、質の高いVoC(Voice of Customer)を取得し、企業のマーケティング施策や新規事業創出や新商品開発への活用を実現する。

 今後も電通デジタルは、企業の顧客エンゲージメント向上と、新たな顧客体験価値の創出を実現し、幅広い分野でのバーチャルヒューマンの導入支援を進めていく。