エクサウィザーズ、グループ会社が「exaBase 生成AI」でClaude 4とコードプレビュー機能の提供開始

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2025/06/23 14:00

 エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIは、法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」において、米Anthropicの最新モデル「Claude Opus 4」「Claude Sonnet 4」の提供を開始した。従来モデルと比べ大幅に性能が向上した高度なコーディング能力と複雑なタスク処理により、迅速かつ正確なコード生成を実現する。また、コードプレビュー機能の提供も開始し、ウェブデザインや資料作成、アプリ開発においてリアルタイムで簡単にプレビューが可能となる。

「Claude 4」の特徴

 Claude 4は、Anthropicが提供する大規模言語モデルであるClaudeシリーズの最新モデル。これまでのなかで最大の処理能力を持つモデルであるClaude Opus 4と、生成速度とコストが最適化されバランスを重視したClaude Sonnet 4が発表された。両モデルは、迅速な応答と深い推論を切り替えられる「ハイブリッド推論モデル」として設計されており、複雑な問題解決や長時間の作業に対応可能。

コードプレビュー機能の特徴

 生成AIが生成したHTMLやJavaScriptのコードを、リアルタイムで簡単にプレビューできる新機能。ウェブページだけでなく、プレゼン資料やアプリのプロトタイプ作成など幅広い用途で活用可能。またデザインや基本的な動きをその場で即座に確認できる。

 簡易的な資料図版も作成可能。プロンプトで出力形式やデザインを指定し、スライドの内容を記載。コードプレビュー機能により1枚の図版が作成され、SVG形式で出力することでパワーポイントに貼り付けることができる。事前に既存資料からスライドのデザインを読み込ませておくことで、会社のデザインや形式に合わせた図版を作成することも可能になる。

 今後もExa Enterprise AIは、企業が安心して効率的に生成AIを活用できるよう、サービスの性能強化や安定稼働への取り組みを積極的に推進していく。