Hakuhodo DY ONEと博報堂アイ・スタジオ、AIフレンドリーなオウンドメディア構築ソリューションの提供開始

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2025/06/20 13:00

 Hakuhodo DY ONEと博報堂アイ・スタジオは、AIフレンドリーなオウンドメディア構築ソリューションの提供を開始する。

 近年、生成AI技術の急速な発展により、生活者の検索行動が大きく変化している。2022年11月にChatGPTがリリースされて以降、革新的なAI検索エンジンが次々と登場し、情報収集の手段も多様化してきている。さらに直近のGoogle I/O 2025では、AI Modeに関する大規模なアップデートも発表された。このような状況下で、企業が自社の情報を生活者に適切に届けるためには、AIが情報を正確に理解し、効果的に活用できるオウンドメディアの設計・構築が不可欠となっている。しかし、AIフレンドリーなオウンドメディアの構築には、AI技術の最新動向への対応や専門知識、ウェブサイト構築のノウハウが必要であり、多くの企業にとって高いハードルとなっている。

 そこで今回、Hakuhodo DY ONEと博報堂アイ・スタジオでは、両社の知見と実績をかけ合わせ、AIフレンドリーなオウンドメディア構築ソリューションの提供を開始。本ソリューションでは、企業のAI戦略を支援し、AI時代における情報発信の最適化を推進する。分析からウェブサイト構築、継続的な改善まで一貫して支援することで、AI検索で「選ばれる」情報発信を実現する。

AIフレンドリーなオウンドメディア構築ソリューションについて

 同ソリューションは、AI検索エンジン上でのオウンドメディアの状況の分析、分析結果を踏まえた施策立案から、AIフレンドリーなウェブサイト構築、運用改善までを一貫して支援する。

おもな支援内容

現状分析・施策立案:Hakuhodo DY ONE
  • AI検索における自社ブランド情報の表示状況の分析
  • AIO(AI Optimization)、AEO(Answer Engine Optimization)、GEO(Generative Engine Optimization)、LLMO(Large Language Model Optimization)など(呼称については現在さまざまな表現が用いられている)
  • AIに最適化されたコンテンツ制作を支援
ウェブサイトの構築・改善:博報堂アイ・スタジオ
  • AIが理解しやすい構造化されたウェブサイトの設計
  • AIフレンドリーなウェブサイトの構築
  • CMSのMCPサーバー化対応、JSON-LD構造化データの実装

特徴

AI領域の専門知識とウェブサイト構築ノウハウの融合

Hakuhodo DY ONEが持つAI領域における知見と、博報堂アイ・スタジオのウェブサイト構築のノウハウを組み合わせ、AIに最適化された効果的なオウンドメディアを構築する。

ワンストップでのトータル支援

分析・コンサルティングからウェブサイトの設計・構築まで、すべての工程を一括で対応。企業の負担を最小限に抑え、スムーズな導入をサポートする。

今後の展開

 Hakuhodo DY ONEと博報堂アイ・スタジオは、本ソリューションを通じて、企業のAI戦略を支援し、AI時代におけるクライアント企業の情報発信を支援していく。また、今後は、本ソリューションをベースに、AIエージェントとの連携や、AIを活用した顧客体験向上など、新たなサービスの開発も検討していく。