レベルエンターは、ウェブブラウザのみで簡単にVRプログラミングができる「BLOCK VROCK(ブロック ブロック)」をバージョンアップし、BLOCK VROCK Version2.0として、提供を開始した。
スマホ、タブレット、Mac、WindowsなどのPC、さらにOculus GoやOculus QuestなどのVRヘッドセットでも利用できる。
BLOCK VROCKは、初めてプログラミングを行うユーザーにも、あっと驚くものを簡単に作り出せることを目的に作られた。「HelloWorld」と文字を画面に出すステップからではなく、BLOCK VROCKでは、プログラミングによってVRの世界に物体を作り出したり、物体を動かすなどから始める。
BLOCK VROCKはプログラミングを学ぶための2つのステップを提供する。第1ステップは、子供向けのビジュアルプログラミングツールであるScratchをベースとしたブロックによるVRの構築。第2ステップは、より高度なプログラミング言語であるJavaScriptを使ったアルゴリズムの実践である。
Version2.0のおもな変更点は下記のとおり
- ブロックプログラミングを簡略化
- ARマーカーを60種類以上増加
- VR世界をJavaScriptによって自由自在に操作可能
- JavaScriptを使った学習に対応(アルゴリズムの学習コース)
- Version1.0リリース時と比較して80%以上のパフォーマンス改善
BLOCK VROCKの基本機能は下記のとおり。
- ブロックベースのプログラミング機能
- テンプレートをコピーしてカスタマイズすることによる簡単なVRの実現
- Google Polyに連携した3Dオブジェクトの読み込み機能
- スマホやタブレット、PC、Oculus Go、Oculus QuestなどのVRヘッドセットなど、デバイスを選ばない自由度
- アプリインストール不要