喫煙ブースやトイレの満空状況がひとめで AI/IOTを用いた「空きナビサイネージ」リリース

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2020/04/01 14:30

 デジタルサイネージにおけるクラウド型映像配信ソフト(CMS)「DiSiクラウド」を提供するプロテラスは、喫煙ブースやトイレの満空状況がひとめでわかる「空きナビサイネージ(AI/IOT)」をリリースした。混雑状況をわかりやすくナビゲートすることで、店舗の全面禁煙化にも対応する。同サービスの概要は下記のとおり。

  • リアルタイムの空き状況で待ち時間を短縮
  • 離れた場所からでもデジタルサイネージに空室を表示
  • 取り付け容易で既存施設でも対応可能

空きナビサイネージ「AI喫煙所空室案内」システム

 今後増えてくる「全面禁煙」にともない、各所で喫煙ブースが増加することを受け、デジタルサイネージを用いて、席に座った状態やその場での「空室」をリアルタイムで確認することができる。

 設置されたカメラで「人」を検知して人数をカウント。喫煙ブース内の収容人数に対して現在何人が利用しているかや、「満・混・やや混・空」などのようにデジタルサイネージ上で表現することもできる。

空きナビサイネージ「 IoTトイレ空室案内 」システム

 個室トイレの各扉に取り付けたセンサーが、「開閉」をリアルタイムに判断し、トイレの利用状況を見える化する。また、空き状態でもドアが閉まってしまうタイプのものでも人感センサーを使用することで、同様に空室情報を収集することが可能となっている。

 同システムでは、各扉に設置されたセンサーが扉の開閉状態を検知し、開閉の状況をゲートウェイからクラウドへ送信。デジタルサイネージにて空室の状況を確認することができる。センサーは屋内の照明から充電されるため、電池交換の必要はない。※ゲートウェイは電源が必要となる。

 なお、どちらのシステムも同社サイネージ配信ソフト「DiSiクラウド」では時間帯での表示設定や画面分割しての表示が可能となっている。