森永製菓がIoT活用のスマートゴミ箱「SmaGO」を支援 キョロちゃんのラッピングデザインで運用開始

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2020/10/13 06:00

 森永製菓、フォーステックは、スマートゴミ箱「SmaGO」(スマゴ)34台を表参道沿いの歩道に設置し、正式運用を開始した。

 SmaGOは、IoT技術を活用したスマートゴミ箱。米BigBelly Solar社が開発したスマートゴミ箱を活用した、フォーステックが展開するソリューションとなる。

 上部のソーラーパネルで発電し3G回線を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるとともに、ゴミ箱が満杯になると自動的に圧縮され約5~6倍の容量を捨てることが可能。それにより、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業にともなうCO2削減が期待できるという。ゴミ箱の動力はすべて、太陽光発電でまかなうため、電気代はかからない。また、ゴミ箱のふたは足で踏むと開く非接触型で、ふたに触れなくてもゴミを捨てることができる。

 同社では、SDGsへの取り組みの一環で、SmaGOのオフィシャルパートナーとして費用の支援を行うとともに、ゴミ箱をラッピングしてゴミの分別やリサイクルの大切さを伝えていくとのこと。

SmaGO写真
SmaGO写真
SmaGO写真
SmaGO写真

設置場所

表参道沿いの歩道に13ヵ所34台を設置。

  • 一般可燃用21台 資源ごみ(ペットボトル、かん、びん)用13台

ラッピングについて

 同社の主力商品「チョコボール」のキャラクターである「キョロちゃん」を活用したSmaGOのラッピングデザインを行った。今回のデザインでは、同社の「表参道宣言」として、ゴミの分別やリサイクルにより、表参道を美しくしていこうという呼びかけと、SmaGO設置に至った想いを打ち出しながら、企業理念である「おいしく、たのしく、すこやかに」のメッセージを掲げている。今後も、さまざまなラッピングデザインを予定しているとのこと。