LINE、興味やライフスタイルの共通点をベースにグループトークを楽しめる「OpenChat」提供開始

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2019/08/19 16:55

 LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」にて、興味関心事やライフスタイルの共通点をベースにグループトークや情報交換を楽しめる新機能「OpenChat」の提供を開始した。

 OpenChatの5つの特徴は下記のとおり。

(1)トークルームごとにプロフィールを変更可能に

OpenChatは参加するトークルームごとにプロフィールの名前と写真を変更することができる。なお、OpenChatのプロフィールの登録や更新は、LINEにもともと登録しているプロフィールに反映されることはない。

(2)管理人制度の導入

OpenChatには管理人制度を導入し、トークルーム作成者は管理者となり、NGワードを登録することができるアンチスパムボット機能などを活用しながら、健全なトークルームを維持しつつ運営を進めることができる。管理者は共同管理者を最大100名まで指名することも可能。

(3)選べる3つの招待・参加方法

利用目的・用途に合った招待・参加方法を選べるよう、招待・参加方法は誰もが参加可能なトークルーム、管理者が参加を承認するトークルーム、参加コードの入力が必要なトークルームの3種類を設けた。招待・参加方法は途中で設定内容を変更することも可能。

(4)参加前のトーク履歴を確認できるように

OpenChatでは、グループトークに参加する前のトーク履歴を参加前のトーク履歴を一定期間遡って見ることができる。(テキスト:約180日、画像:約30日前)

(5)最大5,000人が参加可能

より幅広いシーンに対応できるよう、OpenChatはひとつのトークルームに最大5,000名が参加することができる。

 またOpenChatでは8月上旬から公募によりユーザーが先行利用を開始しており、OpenChatには1,500以上のトークルームが作成された。OpenChatは趣味に限らず、さまざまなテーマで利用されている。

 なお、OpenChatは「通報」機能を備えているほか、18歳未満のユーザーと年齢認証を経ていないユーザーが利用できる機能に一部制限をかけている。また、利用開始時に同意を取得した上でOpenChatの投稿内容についてモニタリングを行い、安心安全なコミュニケーション環境の維持に努める。

 OpenChatの提供開始によって、従来のLINEにおける情報の取り扱いやアカウントに変更が生じることはない。LINEは今後も友だちや家族などの親しい人とのコミュニケーションをコアバリューとしながらも、個々人に最適化されたコミュニケーションと情報の出会いを提供し、ユーザーの生活により密接な存在となることを目指す。