iPhoneユーザー、「AirTag」への関心度は約48% うち約62%は購入意向/MMD研究所調査

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2021/05/11 05:00

 MMD研究所は、18歳~69歳の男女3,857人のスマートフォンユーザーを対象に、「AirTagと忘れ物に関する調査」を実施した。調査結果は次のとおり。

Apple社「AirTag」への関心度は39.5% iPhoneユーザーの関心度は47.7%うち、予約済みは9.1%

 回答者に、2021年4月23日にApple社から予約販売を開始した「AirTag」への関心度を聞いたところ、「とても興味がある」が11.6%、「興味がある」が27.9%と合わせて39.5%の人が「AirTag」へ関心を持っていることがわかった。

 年代別で見ると、10代(n=119)が53.0%でもっとも関心を持っていた。

 デバイス別で見ると、iPhoneユーザー(n=2,122)の47.7%、Androidユーザー(n=1,708)の29.3%が関心を持っていることがわかった。

 続いて、AirTagに興味があると回答した1,525人を対象に、「AirTag」の購入意向を聞いたところ、「購入した(予約済み)」が10.0%、「購入する予定」が12.9%、「購入を検討している」が45.1%と、合わせて58.0%が購入意向を示した。

 iPhoneユーザー(n=1,011)を対象にしてみると、「購入した(予約済み)」が9.1%となり、「購入する予定」が14.1%、「購入を検討している」が48.3%。「購入する予定」と「購入を検討している」を合わせて62.4%が購入意向を示していることがわかった。

忘れて困るもの、忘れ物をしたことがあるもの「スマホ」が最多 なくしたものは「財布」が最多

 回答者に【忘れ物をして困るもの】【忘れ物をしたことがあるもの】【なくしたことがあるもの】について聞いたところ、次の回答が得られた。

 【忘れ物をして困るもの】でもっとも多かった回答が「スマートフォン」で73.6%、次いで「財布」が71.7%、「鍵」が63.3%。

 【忘れ物をしたことがあるもの】でもっとも多かった回答が「スマートフォン」で49.2%、次いで「財布」が40.8%、「鍵」が26.1%となった。

 【なくしたことがあるもの】でもっとも多かった回答が「財布」で20.3%、次いで、「鍵」が16.2%、「アクセサリー」が15.4%だった。

 もっとも多かった回答を年代別で見ると、【忘れ物をして困るもの】では10代~40代が「スマートフォン」、50代は「スマートフォン」と「財布」が同率、60代は「財布」となった。

 【忘れ物をしたことがあるもの】では10代が「財布」、20代~60代が「スマートフォン」となった。

 【なくしたことがあるもの】では10代~20代が「鍵」、30代~60代が「財布」となった。

忘れ物をしないためにしていること 世代で異なる

 「決めた置き場所に置く」「出かける前に持ち物チェックをしている」「事前に準備しておく」スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女3,857人を対象に、忘れ物をしないためにしていることを聞いたところ、「決めた置き場所に置く」が52.1%ともっとも多く、次いで「出かける前に持ち物チェックをしている」が44.9%、「事前に準備しておく」が42.5%となった。

 もっとも多かった回答を年代別で見ると、10代が「出かける前に持ち物チェックをしている」、20代が「事前に準備しておく」、30代~60代が「決めた置き場所に置く」となり、年代別で忘れ物をしないためにしていることが異なることがわかった。

調査概要
  • 調査期間:2021年4月24日~4月27日
  • 有効回答:3,857人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女