三菱地所など3社、配信プラットフォーム「バーチャル丸の内」で「ルーフトップバー」公開 都市のDX推進

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/05/14 05:00

 三菱地所、クラスターおよびTokyo Marunouchi Innovation Platform(以下、TMIP)は、丸の内をバーチャル上に再現した配信プラットフォーム「バーチャル丸の内」において、今回新たに拡張した「ルーフトップバー」を2021年5月14日より公開する。

 同取り組みは、コロナ禍で実際にまちを訪れることができなくても、丸の内を身近に感じてもらえる仕組みや空間を提供することで、新しいまちの在り方を提案・検証していくことを企図しており、「City DX プロジェクト」の一環として実施。オープニングイベントに加え、今回は三菱地所が2010年より運営する「三菱一号館美術館(東京・丸の内)」所蔵作品3点のバーチャル空間への展示も行うほか、リアルイベントである「大丸有バーホッピングウィーク」で提供予定のオリジナルカクテルをバーチャル空間で再現してイベント内で紹介予定だという。

 なお、リアルイベントについては新型コロナウイルスの影響により開催を延期しており、開催時期は未定とのこと。

 三菱地所は、「バーチャル丸の内」を舞台に、TMIP会員企業とデジタル空間におけるまちの在り方やリアルなまちとの融合、新たな賑わいのかたちや出会い、コミュニケーションなどが生まれるような新しいまちの在り方を検証し、まちのデジタルトランスフォーメーション(City DX)を推進していく。

 クラスター社は、同取り組みを通じて、バーチャルで“集まる”体験を再定義し、まったく新しいエンタメと熱狂体験を提供していく。

「三菱一号館美術館」所蔵作品のバーチャル空間展示

 「バーチャル丸の内」では新たな美術品の楽しみ方として、「三菱一号館美術館」所蔵作品(下記参照)のバーチャル展示を、今回新たに公開した「バーチャル丸の内」丸ビル 5F エリアにて行っている。