サイバーエージェント、SF作家の想像力活かしたコンサルティングサービスを導入支援 最先端技術も活用

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2021/06/10 10:30

 サイバーエージェントは、『WIRED』日本版とクリエイティブ集団 PARTYによる「WIRED Sci-Fi(サイファイ)プロトタイピング研究所」が開発・提供する“SF作家がもつ大胆かつ精緻な想像力を用いて未来を構想するコンサルティングサービス”を、企業に向けて提案・導入支援するとともに、同社の最先端技術を活用したソリューションの提供を開始することを発表した。

 「SFプロトタイピング」とは、サイエンスフィクションを用いて未来を構想し、それを起点に逆算(バックキャスト)して、いま、これから何をすべきかを考察する手法。世界的なパンデミックを経て未来の不確実性が高まり、現在の延長線上で「未来」を描くことが難しくなったいま、SF作家のもつ大胆かつ精緻な想像力を用いて産業や企業の未来を想像することを起点に考える「SFプロトタイピング」は有効な手法として評価され、アメリカでも「SFプロトタイピング」を専門とするコンサルティング会社も登場し、日本国内でも注目を集め始めている。

 今回同社は、「WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所」によるプログラムを企業に向けて提案・実装をサポートする組織を新設。研究所とともに、主にクライアント企業に向けた導入提案を行うほか、プログラムを経て予測した未来構想のプロトタイピングにおいて、同社が持つ最先端の3DCG映像・XR技術などクリエイティブテクノロジーやAI技術などを活用して、実装に向けた制作をサポートする。

 企業課題に長期視点で寄り添う本取り組みを通して、企業のプロモーションにおける課題解決や広告効果の向上とともに、企業における未来の事業構想、開発にも領域を拡張して寄与することを目指す。