Navier、豊田工業大学知能情報メディア研究室とAIによる動画の高解像度化の共同研究を実施

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2021/06/28 06:00

 高解像度化をはじめとしたAI(深層学習)による画像変換技術を研究開発するNavier(ナビエ)は、トヨタ学園 豊田工業大学知能情報メディア研究室とAIを活用した動画を高速で高解像度化するアルゴリズムの共同研究を実施する。

 今回の共同研究では、AIを用いて動画を高解像度化する(動画超解像)技術の根幹となる、アルゴリズムを共同で開発することを目指す。

 AIによる動画超解像はVSRnetなどの研究成果を嚆矢とし、2016年頃から世界中で研究が活発に進められております。従来の研究は、超解像によって高品質な動画を作成することにその焦点が当てられる傾向にあった。

 一方、実社会での応用においては、一般のコンピュータが備えているレベルの処理能力で時間をかけずに超解像を行うことが期待されるため、処理の高速化が動画超解像の実用化において重要となる。同共同研究により、AIを用いた動画超解像の実用化を推進することが期待される。

 なお、同共同研究はNavierが採択されたNEDO「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(STS)」の助成を受けて行うものとのこと。