カンカク、完全キャッシュレスのパーソナライズドカフェを西武渋谷店に9月オープン 百貨店業態へ初出店

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2021/07/03 05:00

 カンカクは、株式会社そごう・西武が西武渋谷店にて新たに展開予定のメディア型OMOストア(店頭とECで顧客・商品・在庫情報が統一された店舗形態)『CHOOSEBASE SHIBUYA(チューズベース シブヤ)』内に、完全キャッシュレスのパーソナライズドカフェ『TAILORED CAFE』の新店舗をオープンすることを発表した。同社として初の百貨店業態への出店となり、2021年9月の営業開始に向けて7月よりスタッフの採用を開始する。

『TAILORED CAFE CHOOSEBASE SHIBUYA(仮)』 内観イメージ
『TAILORED CAFE CHOOSEBASE SHIBUYA(仮)』 内観イメージ
『TAILORED CAFE CHOOSEBASE SHIBUYA(仮)』 外観イメージ
『TAILORED CAFE CHOOSEBASE SHIBUYA(仮)』 外観イメージ

 CHOOSEBASE SHIBUYAは、そごう・西武が西武渋谷店にて展開する、ミレニアル世代やZ世代の関心事である社会課題に寄り添った商品やブランドを取り揃える新業態のメディア型OMOストア。「モノ」に込められた想いや意味をオンライン・オフラインの双方で発信し、顧客とブランドのマッチングを目指す。テーマや商品を一定期間で入れ替えることで、来店するたびに新しい出会いと学びのあるストア体験を創出するという。

 今回カンカクは同ストアへの出店を通して、「TAILORED CAFÉ」および「COFFEE App」での知見やノウハウを生かし、そごう・西武が取り組む新たな小売ビジネスの創出に参画する。

 9月より本格営業開始予定の『TAILORED CAFE CHOOSEBASE SHIBUYA(仮)』は、TAILORED CAFEとして過去最大の店舗規模となる約95平方メートルで、席数は全体で約30席。TAILORED CAFE全店およびKITASANDO COFFEEと同様に、米国発の全自動ハンドドリップコーヒーマシン『ポアステディ』を導入し、カンカクのメインバリスタによる抽出方法をプログラミング。その手元の動きをマシンにトレースすることで、湯量を調節しながら自動での安定的なハンドドリップを実現する。自家焙煎を中心に浅・中・深煎りのコーヒー豆を常時10種類以上取り揃え、気分に合わせて好みの味わいを選べるスペシャルティコーヒーのほか、エスプレッソ4種類、ミルク6種類のなかから選べるカフェラテを提供する。

 また、専用アプリ『COFFEE App』で事前注文・決済することで、待ち時間なくスムーズな受け取りが可能。同アプリ内の月額定額プラン「メンバーシップ」では、月額4,180円でスペシャルティコーヒーを毎日楽しめるだけでなく、そのほかドリンクメニューが全品200円引きとなる(利用対象店舗:TAILORED CAFE全店、KITASANDO COFFEE)。