ジクウ、容易に3Dバーチャル展示会ができるサービス開始 回遊可能な空間や双方向の会話でリード獲得へ

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2021/11/01 07:00

 ジクウは、新規顧客獲得のための新しい場として、3DCGでバーチャル展示会を実現できるメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」の提供を、11月1日より開始する。

 ZIKUは、3Dのバーチャル空間のなかを、従来の展示会のように来場者が自由に歩き回り、新しい企業を発見したり、企業の説明員と音声で会話したりすることができるサービス。3Dのバーチャル空間はすでに用意されているため、面倒なCG制作などは不要で、容易に3Dのバーチャルイベントを開催することができる。また、自由で軽快な操作性で来場者へのストレスも少ないという。遠距離を移動することなく、時間と空間を超えた新しいビジネスイベント体験を実現する。

 同サービスの特徴は次のとおり。

3D空間で実際の展示会のような来場者が回遊できる空間を演出

 アバターを利用して展示会場内を歩けるので、実際に展示会場にいるかのような臨場感が体験できる。アバターの自由な操作性で、来場者はストレスなく、多くのブースを訪問することができる。来場者を飽きさせず、滞在時間や回遊率の向上が期待できる。

出展社と来場者の双方からの話しかけが可能

 音声による話しかけが可能で、積極的な勧誘により、来場者との商談機会を増やすことが可能。アバターがあるので、音声会話でも違和感なく、リアルイベントのように話すことができる。出展社の担当者は、リアルタイムに各来場者の属性や行動履歴などを確認しながら、効率的かつ効果的な話しかけが可能となり、リード獲得数の増加が期待される。来場者も、ブースに入ったあとは、ワンクリックで、音声やテキストチャットで出展社に話しかけができるので、気になったらすぐに質問することができる。

CG制作不要で容易に作成、主催者や出展社の手間を大幅削減

 3Dバーチャル展示会場は、エントランス、ホール、ブースなどのデザインがすでに用意されており、準備のための工数やCG制作の費用を大幅に削減できる。

 出展ブースは外観4パターンと10色、内観3パターンが用意されており、ブースのパターン選択、ロゴ、動画・資料と説明文のアップロード、説明員の配置を行うだけで、出展社は容易にセルフサービスで構築が可能。

 ブース構築は資料が事前に用意されていれば、1時間でセットアップ可能となっている。

そのほかの特徴

講演動画配信

 動画配信サービスと連携して、ウェブ講演会や録画済ビデオの配信を、バーチャル展示会会場のなかの講演ホールで行える。実際の展示会と同じように、展示と講演を組み合わせたイベントをひとつのバーチャル空間で開催できる。

ワンストップで3Dバーチャル展示会が可能

 出展社マイページ、来場者の事前登録フォームや、来場者の行動履歴のダウンロードなど、展示会の開催準備から終了までを支援する多彩な機能を備えている。ZIKUサービスの利用で、展示会をワンストップで開催することができる。

来場者の行動履歴の取得

 展示会への来場者数に加えて、各来場者の個別ブースへの訪問履歴やコンテンツへのアクセス履歴、閲覧履歴なども取得可能。来場者の興味度がわかり、効果的なフォローアップにも活かすことができる。また、イベントの効果測定のレビューなどにも有効に活用できる。

ブラウザからアクセスでき専用ソフトは不要

 特殊なアプリやソフトは不要。ブラウザを使って、会社や自宅のPCからすぐに利用できる。シンプルなUIで、来場者を煩わせず、展示会に気軽に参加できる環境を提供する。