CMerTV、気象データと連動できる動画広告配信サービス開始 効果的なコンテキストターゲティング実現

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2022/05/23 20:00

 CMerTVは、インリード動画広告の新たなフォーマットとして、気温、花粉、紫外線、熱中症といったさまざまな予報データを活用した「ダイナミックフォーマット」をリリースした。

 ダイナミックフォーマットとは、外部データと連動してクリエイティブやフォーマットを自動で更新して配信できるもので、CMerTVでは動画広告とあわせて、全国の予報データを掛け合わせて配信することが可能になっている。

 予報データは天気、花粉、紫外線、熱中症などの予報データを活用することができ、動画、バナー、地図のレイアウトも自由に組むことができる。さらに条件によってクリエイティブの出し分けも可能となっており、たとえば「気温○○度以上」でAのクリエイティブを配信し、「気温○○度以下」の場合にはBのクリエイティブを配信といった設定も可能。

 また、訴求内容と関連性の高い面を指定して配信するコンテキストターゲティングと掛け合わせることで、より効果的な配信ができるようになることが期待されている。

 これまでも同社では、今後のクッキーレス時代に向けてコンテキストターゲティングなど掲載面指定での配信に取り組み、効果的なプロモーションに努めてきた。ダイナミックフォーマットでは、配信面だけでなくフォーマットも訴求内容に沿ってカスタマイズすることで訴求力を高め、季節商品や洗剤、飲料など気象、気候によって影響を受けやすい商材のより効果的なプロモーションが可能になると期待される。

 さらに今後は株価やニュースなどさまざまなデータと連携し、あらゆる訴求内容とマッチした配信ができるよう開発を進めていくとのこと。