極予測AI、AIで動画と静止画を横断し広告効果を予測する「クロスフォーマット機能」を追加

極予測AI、AIで動画と静止画を横断し広告効果を予測する「クロスフォーマット機能」を追加
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2022/09/16 09:00

 サイバーエージェントは、「極予測AI」においてアップデートを行い、動画と静止画を横断し効果予測を行い、フォーマットを問わず効果の高いクリエイティブを提案する「クロスフォーマット機能」を追加した。これにより、効果予測の精度がアップデート前と比較し136%へと向上した。(※同社精度指標による調査)

 近年、デジタル広告において高い広告効果を維持し続けるためには、ユーザーが反応しやすい広告フォーマット(動画・静止画等)を選定するとともに、最適なクリエイティブを作り出すことが必要とされている。

 「極予測AI」ではこれまでも、「効果予測AI」を活用し動画・静止画のクリエイティブ制作を行い広告効果の最大化に貢献してきたが、今回、さらなる効果の向上に向け、フォーマット(動画・静止画)を横断して効果予測を行い、効果の高い広告クリエイティブを提案する「クロスフォーマット機能」を追加した。

 これまで一般的に、動画と静止画は別々の予測モデルで効果予測が行われていましたが、このたび追加した機能では、動画と静止画を横断しひとつのモデルを適用することで、フォーマットを横断した効果予測を実現する。

 これにより、現在配信中でもっとも効果が出ている既存クリエイティブ(既存1位)に対し、フォーマット(動画・静止画)を問わず、「AIによる効果予測値が、既存1位のクリエイティブよりも上回る新クリエイティブ」を提案することが可能となる。

 本機能を用いた広告配信では、アップデート前の配信と比較して効果予測の精度が136%へと向上した。なお、クロスフォーマット機能におけるロジックは、同社のAI研究開発組織「AI Lab」と共に研究開発を行っている。

 同社は今後もAI研究開発組織「AI Lab」とともに「効果予測AI」の開発に取り組むことで、静止画・動画ともに広告クリエイティブにおける表現の多様性や予測精度のさらなる向上を図る研究開発を進め、新しい広告クリエイティブの価値提供を目指すとともに、広告主企業の広告効果最大化に尽力していく。