4年かけて辿りついた過不足のないデスク周り――ホーチミン在住UIUXデザイナー・Reikoさん

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2023/08/14 08:00

 コロナ禍によってリモートワークが珍しいものではなくなった昨今、とくにクリエイターだからこそ避けてはとおれないのが「自宅の作業環境づくり」ではないでしょうか。本連載では、そんなリモート業務に欠かせないデスク周りのアイテムをクリエイターが自ら紹介。第6回を担当するのは、ホーチミン在住のUIUXデザイナー・Reikoさんです。

 皆さん、こんにちは。私は現在ホーチミンに住んでおり、UIUXデザイナーとしてフルリモートで働いています。リモート勤務歴はかれこれ4年目に突入したため、在宅で仕事をする時のデスク環境についてはいろいろなガジェットを試してきました。

 世の中にはデスク周りに関するガジェットがたくさんあり、整えようと思えばいくらでも整えられるため、お金をかけてさまざまなアイテムを揃えたくなってしまいます。それだけに、自分が満足する環境を作れたら、あとは余計な欲を持たないようにしないと出費が大変なことになる……と4年をかけて悟りました。

 というわけで今日は、そんな私が行き着いた過不足のないデスク周りをご紹介します。全体像はこちらのとおりです。夕方に差し込む陽の光が好きです。

デスク環境に不可欠なガジェット類を紹介

パソコン

 仕事の都合上Macでの作業を求められることが多いため、パソコンはWindowsではなくMacBook Proを使っています。Apple 純正のMagic Keyboard(白)とTrackpad(白)も使用しますが、パソコンを持ち運んでカフェで作業することも多いため、持ち運びやすさを優先し、モニターに直接パソコンをつないで使っています。とくに最近は子どもが生まれ、リビングやソファなどところ構わず隙間時間を見つけて仕事をすることも増えてきたため、なおのこと機動性を重視するようになりました。

マウス

 Elecomの静音マウスを使っています。手ごろな値段なのに静かで、私が欲しい機能をそろえてくれているため、かれこれ9年ほど使い続けています。一度だけ、どこかに置いてきて無くしてしまったので買い直しましたが、それ以外は故障もなく、しぶとく活躍してくれています。静音なので、近くで子供が寝ているときでも気兼ねなく細かい作業をこなせるのがこのマウスの魅力です。また、サイドに「戻る」ボタンがついているのも推しポイントです。

マイク

 リモートでの打ち合わせが多いため、SamsonのG-Track Proというマイクを導入しました。リモートワークとはいえ、仕事でやりとりする相手に与える印象は重要です。社内はもちろんですが、取引先とやりとりするときはなおさら。

 カメラはオフのことが多いのですが声は必ず使うため、音質の良いマイクに切り替えました。遠くて小さかったり、くぐもったりして聞き取りにくい音声を届けるよりも、良いマイクを使い、クリアかつ雑音のない音声を届けられると相手側のストレスも減るかなと。

また、2023年に入ってからは趣味でstand.fmを始めたため、その収録にも活用しています。ふたりが対面になって使用できるマイクのため、複数人での収録やミーティングでも重宝します。

モニター

 Dellの4Kモニターを使っています。サイズは23インチ。デザインの仕事ではピクセル単位での調整が求められるため、大きな画面で細部まで確認できる環境が必要です。4Kモニターは解像度や色の再現性が高く、おかげでストレスなく長時間作業することができます。

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