電通×東京大学、独自アイデアで社会課題を解決する“異能クリエイティブ人材”育成プログラムを開講

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2025/07/22 05:00

 電通と東京大学は、社会問題の解決を担う“異能クリエイティブ人材”育成を目的とした共同プログラム「INOU CREATIVE School」の開講式を、2025年7月11日に東京大学 安田講堂で開催した。これは2025年3月に締結したパートナーシップ協定に基づく取り組みの一環となっている。

 両者は、東京大学の多彩な学問・研究領域におけるナレッジと電通の多様な課題を解決するクリエイティビティの掛け合わせによって、独自アイデアで社会課題を解決する「異能クリエイティブ人材」を育成し、優れたアイデアは電通が主体となってプロジェクト化することで、学生を含む産学協働で社会での実装を目指す。

INOU CREATIVE School開講式(7月11日)(左)東京大学 藤井総長 (右)電通 佐野社長
INOU CREATIVE School開講式(7月11日)
(左)東京大学 藤井総長 (右)電通 佐野社長

第1期テーマは「東京湾を、世界一豊かな海に。」

 第1期となる2025年度は「東京湾を、世界一豊かな海に。」をテーマに、学生は電通や東京大学の講師陣による講義や、海に関するさまざまなフィールドワークを通じて、アイデアの発想から実現までを学ぶ。電通は、クリエイティビティを活かした発想方法、企画の実現力・実装などを学び体験する機会を提供する。

 2026年度には新たなテーマで第2期を開始する予定となっている。

プログラム初日に参加する学生・教職員・電通メンバー(7月12日)
プログラム初日に参加する学生・教職員・電通メンバー(7月12日)