オプサー、クリエイティビティを磨くイベント「MaとChiの寺子屋」開始 初回は永井一史氏ら登壇

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2024/09/05 11:00

 有力クリエイターと企業を繋ぐビジネスマッチングサービス「opusr(オプサー)」を運営するヒューリズムは、大学と社会をつなぐ新しいカタチのコワーキングスペースとして武蔵野美術⼤学が運営している「Co-Creation Space Ma」、およびインテルが「クリエイターの新たな挑戦を支援する」を掲げて実施している「インテル Blue Carpet Project」と協働し、クリエイティビティやデザイン分野における知の交換や人々の交流を創出する場として、主に大学生から社会人を対象としたイベント「MaとChiの寺子屋」を新たに開催する。

「MaとChiの寺子屋」とは

 「MaとChiの寺子屋」は、クリエイティブやデザインの分野に関わる学生・社会人が、誰でも気軽に参加し、学びあい、交流できる場を提供することを目的とし、ヒューリズムの「オプサー」とインテル株式会社の「インテル Blue Carpet Project」、武蔵野美術大学の3つの団体が共同主催となって運営するトーク&ネットワーキングイベント。

 本イベントの中心地となるのは、共創を生み出す場として2023年6月にオープンした武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスの「Co-Creation Space Ma」。この「Ma」という空間には、大学と社会の「間」の空間という意味に加えて、武蔵野美術大学が教育理念として持つ「真に人間的自由」という意味での「真」、自信の知性や感性を磨くという意味での「磨」といった意味が込められている。

 また、共同主催の「インテル Blue Carpet Project』は、クリエイションとテクノロジーのすき間を橋渡し、クリエイティブ・シーン全体の底上げを目的としたさまざまなクリエイター支援活動を行っており、「オプサー」も「Create Design Cycle~デザインで社会を循環させる~」といった理念を掲げながらクリエイターに役立つサービスや情報の提供を行っている。

 社会と大学のすき間のような空間「Ma」で、多様な人々による知見や知性といった「知(Chi)」が交差し、磨かれ、ひとつの町(MaChi)のような一体感を生み出す場となるよう、3つの団体が産学のすき間を超えて共創し、本イベントを運営していく。今後、年に4回ほどの定期的な開催を予定。

第1回 「MaとChiの寺子屋」 開催概要

  • 開催日時:2024年9月30日(月)19:00〜21:30(開場および受付開始:18:30〜)
  • 会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス7階「Co-Creation Space Ma」 (〒162-0843 東京都新宿区市谷田町1丁目4)
  • 開催形式:リアル開催のみ、動画配信なし
  • 参加費:無料
  • 参加資格:18歳以上の学生、社会人(※18歳未満は保護者同伴であれば申し込み可能)
  • 参加方法:Peatixイベントページより要申込

セッションテーマ「商業としての、日本のデザインの未来」

 初開催となる今回は、日本デザイン団体協議会(JAPAN DESIGN ORGANIZATIONS AS ONE)の参加団体から、会員規模の大きな3つの団体、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会と公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会、公益社団法人日本パッケージデザイン協会で、現在、会長・理事長をつとめる3名のスピーカーを招き、キーノートとして「商業としての、日本のデザインの未来」について語る。

スピーカー

  • 永井 一史 氏:株式会社HAKUHODO DESIGN 代表取締役社長/公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)会長
  • 太刀川 英輔 氏:NOSIGNER 代表/公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)理事長/WDO(国際インダストリアルデザイン団体協議会)
  • 信藤 洋二 氏:資生堂クリエイティブ株式会社 Senior Creative Director/公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)理事長

「MaとChiの寺子屋」のロゴデザインについて

 ロゴデザインはデザイナーの庄司竜郎氏(2016年:武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業)が手がけた。

 「MaとChiの寺子屋」のMとCをモチーフに構成された空間で、多様な色を持つ人が集まり、交流していく姿をイメージしてデザインした。