富士急グループ、2026年の創業100周年に向けた第一歩としてグループロゴを刷新

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2024/09/20 06:30

 富士急行を主体とする富士急グループは、2026年に100周年の節目を迎える。 1926(大正15)年9月18日に創業した富士急グループは、鉄道、別荘地、ホテル、ゴルフ場、アミューズメント施設などを通じて「喜び・感動」を提供してきた。次の100年へ鮮やかなスタートを切るために、その第一歩として、刷新したグループロゴを旗印として新たなステージを目指していく。「世界中の人に、富士山の魅力とともに喜びや感動を届けたい」。創業時からのその想いを改めて強くし、次の100年へ向けて進んでいく。

 なお、2004年から用いてきた旧グループロゴは、富士急ハイランドのロゴとして踏襲していく。

新タグライン「わくわくの最高峰へ」

 新しいグループロゴと合わせ、富士急グループのタグラインを「わくわくの最高峰へ」と制定。「わくわく」は、経営理念にも掲げられている「喜び・感動」を身近な言葉で表現したもの。「最高峰」は、富士山の象徴としての意味を持ちながら、最高品質のサービスを提供し続けるという決意も示している。この表現には、挑戦し続ける富士急グループの精神も込められている。

シンボルマークに込められた思い

 富士急グループの新しいシンボルマークは、富士山とその麓に広がる富士五湖、揺らぐ湖面に富士山が映る姿をシンボライズしたもの。「富士五湖」は、富士急行の創業者 堀内良平氏が名づけたもので、それにより、富士山麓周辺を魅力的な観光地としてプロデュースしてきた。

 独自の発想で、新しいことに積極的に取り組む姿勢の象徴として富士五湖を表現すると同時に、富士急グループがさまざまな形で、富士山の新たな魅力を世の中に映し出し、伝えていく姿勢も、湖面に映し出される富士山で象徴している。

テーマカラーについて

 テーマカラーとして採用された「群青」は、日本の伝統色であり、「青が群れ集まる」という意味を持つ。富士山の背景に広がる空や麓に広がる湖などの青を集め、象徴させた色として採用された。

デザイン製作会社

 新しいグループロゴは、日本デザインセンターによって制作された。今回は、富士急グループがこれまで100年近くの間に培ってきた理念、特徴、お客さまに提供する価値などをふまえ、さまざまな角度から検討を重ねた上で、これからめざす新しいステージへの旗印として可視化した。

新ビジュアルで表現する未来の富士急

 新しいロゴと、タグライン「わくわくの最高峰へ」の想いをキービジュアルに込め、富士急グループ各所で掲載を開始している。ロゴのモチーフとなった富士五湖の湖面のゆらぎを実写で表現。富士山を水面からのユニークなアングルで捉え、印象深くビジュアル化した。富士山、広がる空、湖面の明るく鮮やかなブルーと太陽の光を映し出す水面のきらめきがフレッシュな印象を感じさせ、新しく生まれ変わろうとする富士急グループの姿を象徴している。唯一無二の「わくわく」を届けるべく、同社はこれからも創業時の信念を胸に、顧客の期待を大きく超える感動体験を提供することを目指していく。

今後の展開について

 富士急グループは「わくわくの最高峰へ」をキーメッセージに、100周年に向けて、世界中の人に、富士山の魅力とともに「喜び・感動」を届けるための企画を順次展開していく。