ノバセル、チーフブランドオフィサーに田中大地氏就任 データと創造性を融合したクリエイティブ組織の体制強化

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2025/01/30 11:00

 ノバセルは、チーフブランドオフィサーに田中大地氏が就任したことを発表。

 AI活用がスタンダード化し、スピードと正確性が求められるマーケティング分野においても、企業が持続的に競争優位を築くために必要となるのは“人間の創造力”の最大化。田中氏の就任により、ノバセルはデータドリブン×クリエイティビティをさらに推し進め、多様化するマーケティングニーズに応えるクリエイティブソリューションを提供していく。

 また、田中氏はラクスルのグループクリエイティブディレクターにも就任し、グループ全体でのクリエイティブを統括。AIがマーケティング領域で標準ツールになるこれからの時代において、クリエイティブこそが差別化の鍵と考え、その可能性を最大限に引き出す組織体制を構築する。

 ノバセルは、今後も成果を上げるクリエイティブの提供を通じて、AI時代のマーケティングにおける新たな価値創造を実現し、企業の成長を力強く支援していく。

就任の背景

 ノバセルは「マーケティングの民主化」をビジョンに掲げ、誰しもがマーケティングを使いこなせることで、世の中の素晴らしいサービスが正しく成長できる世界を目指してきた。

 運用型テレビCMサービスから始まった当社は、「指名検索」を重要指標とするアプローチを武器に、企業のマーケティングニーズに応える形でデジタル分野やAIといったカテゴリーにも注力し、オンオフ横断型のサービスを展開している。AIが加速的にマーケティング業務に普及する中、クリエイティブ領域は企業の成長を左右する“最後の砦”となりつつある。

 これまでも、戦略設計からクリエイティブ制作、放映、分析、改善まで一貫で提供するサービスを通じて、顧客企業の認知拡大やブランディングの要となるCM制作を伴走してきた。今後は田中氏の参画により、培ったデータ分析力とクリエイティブの掛け合わせをさらに強化し、高速で変化するマーケットに適応した新たな価値創造を推進していく。

田中大地氏 プロフィール

Publicis Groupe JapanのGroup Creative directorとして、外資系ブランドのクリエイティブをリード。消費財や化粧品をはじめ、酒、煙草、自動車、製薬、アプリなど、幅広い業界で、戦略構築からコミット。クライアント・ファーストを掲げ、CM/デジタル/SNS/PRを駆使したプロジェクトをホリスティックに統括。メインクライアントの日本マクドナルドとは、12年間、苦楽を共に並走。カンヌライオンズをはじめ国内外で受賞多数。

田中大地氏 コメント

クライアントのビジネスを「1円でも安く、1円でも伸ばすこと」を矜持としてきた自分としては、ラクスルCMO/ノバセルCEO田部正樹のブレない言動と実績に、以前から注目していました。

このたび縁あって、「事業会社ラクスル」と「広告会社ノバセル」のブランドを両方、同時に伸ばしていくという、唯一無二でチャレンジングなオファーをいただきました。

業界が変わらざるをえない今、変化に翻弄されるのではなく、変化を起こす事業にコミットできる。代理店一本のキャリアでは得られなかった「視点」と、事業会社でしか背負えない「責任」が、ノバセルのクライアントビジネスにも大いに活かせると考えています。

したたかにAIを取り入れた新しい潮流を仲間と共創しながら、まだ見ぬクライアントに並走できることにワクワクしています。