NTTデータ先端技術は、自社ウェブサイトやサービスサイトのCX(顧客体験)向上・改善を検討している企業向けにアセスメントを実施する「INTELLILINK CXアセスメントサービス」の提供を開始する。
本サービスは、CXの観点からウェブサイトの現状を分析して課題を抽出し、定性的・定量的な評価を実施、改善策を提案する。アンケート形式で自己診断をする無償のPlan Aから、NTTデータ先端技術とCXのエキスパートであるmctが共同でウェブサイトの詳細データを分析し、包括的な診断および改善策を提案するPlan Cまでの3段階のプランから、顧客のウェブサイトの状況に応じてCX観点のアセスメントを実施できる。
背景
企業におけるCXの向上は、競争力強化やブランド価値向上に直結する。とくに、ウェブサイトやオンラインサービスは重要な顧客接点であり、その最適化が企業の成長には欠かせない。顧客の期待が高まる中、自社のウェブサイトやサービスサイトをCXの観点から定性・定量的なデータ分析で診断し、改善を進めることは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)や差別化戦略を強化し、顧客満足度の向上と競争優位性の確立につながる。
NTTデータ先端技術は、コーポレートサイトやサービスサイトのシステム開発、CMS導入などの実績を持ち、また、顧客の広報・マーケティング担当や情報システム部門と連携し、システム面からのCX改善プロジェクトを成功に導いてきた。今回、より抜本的なCX改善にも対応してほしいという要望を受け、NTTデータ先端技術のITシステム導入/運用の知見と、パートナーであるデザインコンサルティングファームのmct社の持つデザイン設計などCX改善における上流工程の専門的な知識を掛け合わせた「INTELLILINK CXアセスメントサービス」の提供を開始する。
INTELLILINK CXアセスメントサービスの概要
顧客のウェブサイトに関する認識や状況が異なるため、簡単に診断できる無償プランから、CXの詳細な診断ができる有償プランまで、3つのアセスメントプランを提供する。
Plan A:自己診断を行う無償アセスメントプラン
アンケートに回答する形の自己診断形式で、無償で提供する。専用サイトにて、自社のウェブサイトの情報や状況を回答することで、ウェブサイトの現状と課題を簡単に知ることができる。診断は、戦略、CX、インフラ、運用など、総合的な視点で同社のノウハウ・知見をもとに作成したフレームワークを利用して実施する。
Plan B:Google Analytics情報も活用した簡易診断
顧客よりGoogle Analyticsの情報を提供してもらい、CXの観点でアセスメントを実施。NTTデータ先端技術の専門スタッフとCXエキスパートであるmct社によるヒアリングを実施し、顧客の持つ個別課題に対して簡易診断する。
Plan C:定性評価と定量評価による包括的な診断
NTTデータ先端技術の専門スタッフとCXエキスパートであるmct社が、顧客のウェブサイトに対する包括的な診断を行う。課題抽出および目的の洗い出しから、ウェブサイトの調査、専門スタッフによるヒューリスティック分析、ユーザーエクスペリエンス(UX)に関する調査レポートを作成する。さらに、調査結果をもとに改善策の提案を実施する。
本サービスの特徴
ウェブサイトアセスメントに必要な項目が網羅
アセスメント項目は、ウェブサイトの現状(As-Is)を理解しゴール(To-Be)を定めるうえで必要となるマーケティング/CX戦略から、アプリケーションやインフラ、セキュリティまでを網羅している。これにより、定性・定量の両面から評価と包括的な診断を実施し、改善策を提案する。また、グローバル展開しているウェブサイトにおいては、NTTデータ先端技術の海外拠点の専門スタッフが、顧客の海外リージョンの担当者と直接コミュニケーションを図り適切な評価や改善策を提供する。