センスに頼らず論理的にUIをデザインする 『モデルベースUIデザイン』発売

センスに頼らず論理的にUIをデザインする 『モデルベースUIデザイン』発売
  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2025/07/07 07:00

 CreatorZineを運営する翔泳社より、7月7日(月)に書籍『モデルベースUIデザイン 構造化UIと情報設計の方法論』が発売となりました。

 本書は著者の丸怜里氏が提唱する「モデルベースUIデザイン」に基づき、UXリサーチの成果をUIのモデル設計に活かす方法、概念構造やナビゲーション構造の組み立て方、レイアウトやインタラクションの構築に活かせる様々なデザインパターンについて解説しています。

 なんとなくUIをデザインしていると、ユーザーにとっての使いやすさやわかりやすさが一定にならず、ときに悪評がついてしまいかねません。モデルベースUIデザインに従って使いやすいUIを論理的に設計できれば、常に一定水準のUIをデザインできるようになるのです。

 また、UIとソフトウェア開発の相性はプロダクトの評価に直結します。UIにおいて「なぜそうするのか」を説明できるようになれば、エンジニアとの意思疎通がしやすくなり、よりよいプロダクトの完成へと近づけます。

 UIを論理的にデザインすることには多くのメリットがあります。ユーザー体験の向上や開発効率の向上に欠かせない設計手法を、本書で学んでみませんか?

目次

序章

第1章 情報設計とUIデザイン
1-1 ソフトウェアとUI
1-2 「情報設計」視点によるUIデザインの考え方
1-3 UIの構成要素
1-4 モデルベースUIデザイン

第2章 ユースケース定義
2-1 ユースケース中心設計
2-2 ユースケースの表し方

第3章 タスク整理
3-1 タスク整理の方針
3-2 タスクの洗い出し
3-3 CRUDによるタスク分類

第4章 概念設計
4-1 UIの概念モデル
4-2 コンテンツ構造の設計
4-3 フレーム構造の設計
4-4 コンセプト定義
4-5 メンタルモデルの整理
4-6 リバースモデリング法

第5章 ナビゲーション構造設計
5-1 ナビゲーション設計の方針
5-2 ナビゲーションの基本構造
5-3 ナビゲーションの表現パターン
5-4 ナビゲーションを補足する仕組み
5-5 ナビゲーション設計の基本方針
5-6 二方向からのナビゲーション設計と挟み込み戦術
5-7 その他のナビゲーション設計テクニック

第6章 プラットフォームへの適合とインタラクション設計
6-1 フォームファクタとプラットフォーム
6-2 情報設計としてのレイアウト
6-3 デスクトップのためのインタラクションパターン
6-4 モバイルのためのインタラクションパターン
6-5 パターンとイディオム
用途別のイディオムとその例

第7章 構造設計とインタラクション設計の深化
7-1 情報構造パターン 7-2 モード 7-3 モードレスに保つためのテクニック 7-4 モードをシンプルに設計するためのテクニック

 

モデルベースUIデザイン 構造化UIと情報設計の方法論

Amazon SEshop その他

モデルベースUIデザイン
構造化UIと情報設計の方法論

著者:丸怜里
発売日:2025年7月7日(月)
定価:2,750円(本体2,500円+税10%)

本書はソフトウェアにおけるユーザー体験の向上や開発効率の向上に欠かせない「構造設計」の解説書です。