ゼブラは、紙にも仮想空間にも書くことができるリアルタイム 3D visual 生成プラットフォーム「kaku lab.(カクラボ)」を発表。既存の筆記具の技術に、XR(クロスリアリティ)と生成AIを組み合わせることで、「カク」を拡張した新しい手書き体験ができる技術。
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「kaku lab.」でできること
- 現実の紙にでも、仮想空間にでも「カク」ことができる。手で「カク」という感覚的な動作で、さまざまな創作や学びを楽しみながら行える。
- 仮想空間上で手書きした文字をテキストデータにしたり、すぐに翻訳したりできる。ラフに書いた絵を自動的にリアルな表現にしたり、それを動かしたりできる。絵を書くのが苦手な人や動画制作など高度な技術がない人でも、頭の中のイメージを多彩な表現にすることが可能。
- コンテンツを作りやすいIT技術をベースにしているため、教育や医療、エンターテインメント、クリエイティブなどのさまざまな分野で活用できるようになっている。
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「kaku lab.」の技術
リアルタイム3D visual生成プラットフォーム「kaku lab.」は、以下の3つの技術で実現している。
T-Pen
紙にも仮想空間にも書くことができる、アナログとデジタルが融合した筆記具。本体にセンサーを搭載し、書いている時の速度、角度、筆圧、時間などのデータを取得。Bluetoothでさまざまなデバイスに接続して筆記のプロセスを可視化し、デジタル空間とつなぐことができる。通常の筆記具(ボールペン 又は シャープペン)のように紙に書くことも可能。
kaku XR
「T-Pen」と連携し、仮想空間で「カク」ことができるデジタル技術。「T-Pen」の動きを仮想空間で再現し、まるで空中に書いているような新しい筆記体験をすることができる。仮想空間は、ヘッドマウントディスプレイ、PC、タブレットなど、さまざまなデバイスで表示できる。
kaku AI
複数の生成AIをつなぎ合わせて、様々なクリエイティブ表現や体験ができる。描いた文字やイラストを生成AI 使って清書、立体化、動画化することが可能。必要な生成AI をAPI で複数組み合わせ、連携させたコンテンツを作ることができる。
「kaku lab.」は、手で「カク」という動作によって人が自らの創造性を高めるきっかけになり、さまざまなシーンでイメージを自由に描き出せるようになることを目指している。