パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション(以下、パナソニック)は、新たな4Kマルチパーパスカメラ「AK-UBX100」を2025年度第3四半期に発売予定であると発表した。

同製品は、2024年発売の4Kスタジオカメラ「AK-UCX100」と同一プラットフォームを採用し、2/3バヨネットレンズマウントに対応したボックススタイルモデルとなっているため、従来から課題とされていた色合わせの煩雑さの解消や、機器間の操作性統一化を実現する。また、共通のリモートオペレーションパネル(ROP)の活用により、「AK-UCX100」や4Kリモートカメラ「AW-UE160」との連携が容易となり、撮影現場での大幅な運用効率改善が見込まれる。
さらに、「AK-UCX100」には2025年12月のファームウェアアップデートによって、AK-UBX100に先んじてオートフォーカス機能が追加される予定。これにより、使用するレンズの種類やオペレーターの熟練度に左右されることなく、素早く安定したターゲットアプローチが可能となる。すでに搭載されているフォーカスアシスト機能との使い分けにより、より幅広いシチュエーションで活用できる。
そのほか、AK-UCX100のファームウェアアップデートでの機能追加は次のとおり。
- Low Skew Modeの機能追加
- Video TRUNKの機能拡張(TRUNK IN端子の12G-SDI出力に対応)
- Fドロップおよび周辺光量落ち自動補正の機能追加
- リモートバックフォーカス調整の機能追加