5/29に尾崎裕哉がテストライブ配信 音質、視聴制限、DRM機能を備えた『MUSIC/SLASH』

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2020/05/06 06:00

 SPOON、イープラス、MEDIAEDGEは、 2020年5月29日(金)19時より、 ミュージシャン・アーティスト向けDRM(デジタル著作権管理)にも対応した業界史上最高レベルの音質による動画配信サービス『MUSIC/SLASH(ミュージックスラッシュ)』のα版のテストライブ配信(無料)を実施する。出演アーティストは尾崎裕哉。

 SPOONは『MUSIC/SLASH』サービスの開始に際し、 イープラスと業務提携を行い、 今後はイープラスのチケット販売サイトにて『MUSIC/SLASH』が提供する映像配信イベントの有料視聴チケットの販売を行う。

 新型コロナウイルス感染拡大により、大手動画共有サイトや各種SNSのライブ配信機能を使った配信を行うミュージシャンが増え、 その注目は高まっている。しかし、音質は有料による視聴に見合った品質とは言い難いとのこと、 加えて、 視聴権利を購入したユーザーを対象に視聴を限定した配信は技術的にも難しいとされていた。

 さらに、 これらの動画共有サイトには心ない一部のユーザーによるアーティストの権利を侵害した違法にダウンロード、 コピーされたコンテンツがアップロードされ、 コンテンツの権利者は本来受け取るべき正当な収益を得ることが困難な状況にある。

 『MUSIC/SLASH』はこれらの問題を解決し、より機能性、 安全性の高い動画を提供するために開発された、 新しい動画配信プラットフォーム。 業界史上最高レベルの音質(AAC-LC 384kb)、チケット購入者のみの視聴制限、違法アップロードなどアーティストの権利を侵害する行為から権利者を守る世界最高レベルのDRM機能(デジタル著作権管理)を搭載。

 最大同時視聴者数は現段階においては1回のライブ配信につき3万人までだが、 6月の本格始動までに拡張を進めている。動画のスペックは、 フルハイビジョン(H.264 1080 60p)での配信に対応している。一方で、回線速度が遅い状況下での視聴も、 高音質レベルを維持する方式を採用した。