コロナ禍でVRコンテンツの消費者閲覧数が3.3倍に VRウェブ接客システム「スペースリー」当面無償に

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2020/05/26 05:00

 VRクラウドソフト「スペースリー」を運営する株式会社スペースリーは、昨年同期比の集計において、VRコンテンツ1個あたりの消費者の閲覧数が3.3倍、スペースリー導入に関する事業者からの問い合わせが5.2倍となったことを発表した。また、1事業者あたりのコンテンツ新規制作数は21%増加したという。

 同社独自アンケートでも、新型コロナウィルスの悪影響を感じる事業者は、3月中旬時は64%、4月には87%と増加し、影響が拡大していることがわかる。

 同社では、これらの結果からリッチでわかりやすいパノラマVRコンテンツを、消費者がオンラインでの家探しの情報収集においてより求めており、また、事業者は非対面接客を進めるためにこれまで以上にパノラマVRコンテンツを必要としていると考察。当社独自のVRウェブ接客システムを当面の間、無償提供することを決定した。申し込みはこちら

 スペースリーのVRウェブ接客システムとは、同社独自の特許技術(特許第6688269号)である360度VRコンテンツの遠隔同期機能によって、接客担当者と消費者が同じ360度VRコンテンツを鮮明な画像で共有しながらビデオ会議をすることができる。

 また、画面共有される360度VRコンテンツは顧客と接客担当者の双方が操作可能となっている。従来のウェブ会議システムでの画面同期では実現できなかった、不動産・住宅分野の商品である物件、住居をウェブ接客において鮮明に共有をすることができるようになる。