ヤフー、エンジニアやデザイナーなど技術職を対象とした「就業型インターンシップ」を完全オンライン開催

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2020/06/12 05:00

 ヤフーは、技術職(エンジニア、デザイナー)を対象としたオンラインでの就業型インターンシップ開催を決定した。このインターンシップは、ポテンシャル採用活動の一環として、2020年8月下旬より順次開催。募集期間は7月3日(金)まで。

 現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、合同説明会やインターンシップを中止する企業が出るなど、学生の就職活動への影響が出ている。マイナビの調査によると、インターンシップに応募したことがある学生は93.8%、参加したことがある学生は84.9%と、インターンシップは学生にとって重要な就業体験になっている。

 同社のインターンシップは、実際の業務を通して、学校で学んだ知識を発揮してもらうために、複数のコースを用意。パソコンの貸与のほか、社員用のメールアドレスを発行し、社員と同じ環境で就業を体験してもらう。

 同社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に関わらず、就活生に対して、例年通り就業体験できる機会を提供し、働くことについて実感を持って考え、成長の機会にしてもらうとともに、就業体験機会の低減に対する学生の不安を払拭したいとの想いから、在宅勤務を前提としたオンライン形式に切り替えたインターンの実施を決定。在宅での勤務にともない、通勤による感染リスクの心配もなく、学生の居住地にかかわらず参加しやすくなる。

 新しい生活様式に沿うかたちで、インターンシップそのもののあり方を見直すとともに、学生においては実際の業務を経験してもらうことで、新たな発想やアイデアを期待し、日本のイノベーション力向上の一助となることを目指すとのこと。