モリサワは、フォントのグループ化や書体検索ができるフォント管理ツール「FontKeeper2」をリリースした。今まで以上にフォント管理が容易になるという。
同ツールでは、従来のFontKeeperよりバージョンアップを実施。コレクションの並び替えやグループ化に対応することで、仕事に合わせたフォント環境を効率よく構築、切り替えることができる。また、書体検索カテゴリを追加し、メーカ別や言語別の書体検索も可能となった。これまでMacのみに対応していた重複フォントの解決機能も、Windows版にも展開。最新OSでの動作対応、デザインの刷新を行った。
なお、同社は2020年秋にリリースする新書体についても発表。手書きや活版印刷のニュアンスを持ったあたたかみのある和文書体や、多言語に対応したセリフ体の欧文書体を追加する。
同ツールの主な機能変更は、次のとおり。
- 新しいユーザインターフェースで操作性を向上
- コレクションの並び替えグループ化に対応
- MORISAWA PASSPORT書体検索にて検索カテゴリを追加
- Windows版に重複フォントの解決機能を追加
同ツールは、MORISAWA PASSPORT(認証製品)、MORISAWA PASSPORT ONE(認証製品)、MORISWA PASSPORT アカデミック版、TypeBank PASSPORTを利用中のユーザーは、無料で利用が可能とのこと。