INCLUSIVEは、出版社・テレビ局をはじめとするパートナーメディア企業のデジタル事業の推進と合わせて個人のデジタル環境における情報発信支援事業を本格化する。
現在同社では、地方創生のカギとしてデジタル発信力の強化と位置づけデジタル発信者の育成を推進してきた。今回、個人の情報発信支援強化の一環として、吉本興業と連動し、芸人の発信力を強化する取り組みを開始する。
インターネットの普及により、芸能活動の場もリアルな劇場やイベント、あるいはマスメディアだけでなく、デジタルシフトが進んでいる。エンタメのかたちも多様化していくなかで、通常の芸能活動を発信することに加え、タレントの個性や興味関心ごとを発信することで、ユーザーの共感を創出していくことが求められているという。
そこで同社は、ウェブクリエイターとしての情報発信活動に取り組みたい志がある芸人に向けて第1弾企画として「芸人ライター養成講座」を実施。芸人の想いに寄り添い、芸能活動以外、あるいは芸能活動に関連した情報を発信するスキルの向上を通じて、“芸人DX化”を支援していく考え。
同講座では、インターネット上での発信手法の教育だけでなく、新型コロナウイルスの影響下において、オンラインでも発信を行い、タレントが芸能活動を継続できるようなプログラムの提供も検討していくとのこと。