Amazonは「YouTube」の公式アプリがメディア・ストリーミング・デバイスのAmazon Fire TVシリーズに提供開始されることを発表する。
YouTube公式アプリは、現在日本で販売しているFire TV Stick(第2世代)およびFire TV Stick 4Kで利用可能となる。また、本アプリは2017年以前に発売したFire TV(第2世代、第3世代)およびFire TV Stick(第1世代)向けにも、今後数ヵ月以内に配信される予定。さらに、Prime VideoのアプリはChromecastに対応し、ChromecastおよびChromecast built-in搭載端末へのキャストにより視聴が可能となる。
これによりユーザーは、新しいYouTube公式アプリをFire TVのホーム画面の「マイアプリ&ゲーム」で見つけることができる。Fire TVのYouTube公式アプリからビデオコンテンツを視聴できるほか、ハウツー動画やエンタメ動画、ニュース、ゲーム、そしてお気に入りのクリエイターたちが投稿するコンテンツをテレビなどの大画面で楽しむことが可能。さらに、対応するテレビとFire TV Stick 4Kでは、4K解像度のHDRに対応している映像であれば最大60fpsで視聴することもできる。
またFire TVに表示されるYouTube公式アプリを利用すれば、Amazon Alexaを通じてコンテンツの検索や再生、早送り、巻き戻しといった操作を音声でも行えるようになる。さらに、リモコンを使ってユーザーのYouTubeアカウントにサインインすれば、ライブラリから登録チャンネルや再生リスト、おすすめ動画を閲覧できるようになる。
Alexaを利用してYouTube公式アプリを楽しむための発話例は、以下のとおり。
- 「アレクサ、YouTubeを開いて」
- 「アレクサ、YouTubeで料理の動画を探して」
- 「アレクサ、YouTubeでサッカーのハイライトを見せて」
- 「アレクサ、YouTubeでミュージックビデオを見せて」
- 「アレクサ、再開して」
- 「アレクサ、30秒早送り」
- 「アレクサ、次の動画」