小説プラットフォーム「テラーノベル」を運営するテラーノベルは、2025年3月、新たに縦型ショートドラマプラットフォーム「テラードラマ」をローンチした。また本事業の展開にともないMakers Fundより新たに10億円の資金調達を実施したことを発表。
今回の資金調達を通じて小説のコミカライズに加え映像化を強化することで、同社は日本のクリエイターが創作した物語を世界に届け、日本の創作文化を産業にするべく取り組んでいく。

縦型ショートドラマプラットフォーム「テラードラマ」概要
テラードラマは、2025年3月にローンチした縦型ショートドラマアプリ。
テラーノベルに投稿された1,000万以上の豊富な原作IPの中から、とくに人気の作品を原作とするオリジナルドラマを制作している。すでにファンを抱える作品を映像化するとともに、テラーノベルユーザーをテラードラマに送客することで、多くの人に視聴できると見込んでいる。
提供開始より、オリジナル作品として3タイトル『10年越しの復讐』『マウントリベンジ』『カリスマ美容師は私を離さない』をリリースした。
今後も「テラーノベル」で活躍するクリエイターの作品や人気作品を中心に、縦型ショートドラマを積極的に制作していく。
資金調達の背景
同社は「日本の創作文化を産業に」をパーパスに掲げ、小説プラットフォーム「テラーノベル」を起点としたマンガ出版を皮切りに、メディアミックスを推進してきた。
テラーノベル発のIPの次なるメディアミックスの強化として縦型ショートドラマに着目し、映像コンテンツの制作とプラットフォーム展開を本格化するため、今回の資金調達を実施した。
調達した資金は、開発・制作人材の採用及びコンテンツ制作、プラットフォーム運用に充当し、事業を拡大していく。