LINEは、2019年4月より1年間、オブザーバーとして参加していた「The Global Network Initiative」に、このたび、アジアに本社を置く企業として初めて正式加盟することとなったと発表。
2008年に設立された非政府組織であるGNIは、行政からの要請や制限に対して、企業・団体が自らの表現の自由やデータ保護のポリシーを継続・実践できるよう支援している。
今回、GNIへ正式加盟することにより、LINEは、企業による責任ある意思決定のためのグローバル基準の策定に参画し、アジア地域におけるプライバシー関連施策の知見を活かしてGNIの活動に貢献していく。
LINEはコミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、日本・タイ・台湾・インドネシアの主要4ヵ国にて1億6,600万人のユーザーにインターネットサービスを提供するプラットフォームとして、ユーザーのデータ保護と最善なセキュリティポリシーの推進は最重要であると考えている。
LINE社内における厳格なデータセキュリティ対策を継続的に評価するとともに、日々改善を図っており、世界中のユーザーに安心してサービスを利用してもらえるよう努める。
LINE株式会社 代表取締役社長 出澤剛氏は、次のようにコメントしている。
「この度、GNIに正式加盟できることを大変嬉しく思います。1年間のオブザーブ期間を経て、引き続き、インターネット上のプライバシー保護と表現の自由を推進する世界的な組織GNIの活動に貢献していくため、今回の正式加盟に至りました。今後も、GNIの活動を通して、LINEのアジア地域における幅広い知見を活かし、他の加盟企業・団体と相互に有益な関係を築いてまいります。引き続き、LINEでは、安全で自由なコミュニケーションインフラとしてサービスを提供し、ユーザーの毎日に寄り添うプラットフォームを目指してまいります」