さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開するアマナは、XR(仮想世界と現実世界を融合して新たな体験を作り出す技術)を活用し、テクノロジーとクリエイティブの力で新たな体験価値を創出する「amanaXR」の専用サイトを開設した。
同XR事業は、VR(Virtual Reality=仮想現実)、AR(Augmented Reality=拡張現実)、MR(Mixed Reality=複合現実)を包括する技術のことで、同社においては、「VR元年」と言われた2016年に「amanaVR」チームを発足し、活動をスタート。以来、企業のニーズに即してさまざまなVRコンテンツを制作してきた。昨年には、企業のビジュアルコミュニケーションにおいてこの技術の活用をより加速させるべく、チームの名称を「amanaXR」に変更。コンテンツの制作に加えて、XR技術を用いた「課題解決型」の総合プロデュースチームへと進化させている。
なお、ビジネス領域でのプロデュースに特化した同チームでは、さまざまな技術や知見をもつパートナー企業との連携を強化しており、今回解説された同サイトでは、同チームがハブとなり、パートナー企業(呼称:「X Partners」)との協業で新たな体験価値を創造し、ビジネスチャンスを拡大していく仕組みを導入しているとのこと。
2020年7月末日時点、次の3社がX Partnersとして協業をスタートしている。
- 株式会社Synamon:NUETRANS(VR空間)を使ったコミュニケーションシステムの開発など
- VAQSO Inc.:VR体験に匂いを加えるデバイスの開発など
- 株式会社テンアップ:VRを使用した教育コンテンツ、システムの開発など