ソニー、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7C」など発売 小型フラッシュ含めたコンパクトな商品群

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2020/09/17 05:00

 ソニーは、フルサイズミラーレス一眼カメラ『α7C』とα(Alpha) Eマウント用標準ズームレンズ『FE 28-60mm F4-5.6』を発売。また、小型・軽量で、カメラ本体の顔検出と連動して高精度なオートホワイトバランスがかけられる新機能も搭載したα用電波式ワイヤレス通信対応フラッシュ『HVL-F28RM』も発売する。

 同商品群は小型・軽量を追求しながら、ソニーの最先端のイメージング技術による充実の撮影性能を凝縮。コンパクト性を生かした高い機動力と描写力により、日常でのスナップ撮影やVlog(ブイログ)など、より幅広いフィールドで手軽にフルサイズの高解像・高画質撮影を楽しむことができるという。

 『α7C』は、フルサイズCMOSイメージセンサーを搭載し、光学式ボディ内⼿ブレ補正機構を内蔵したデジタル⼀眼カメラ。APS-Cセンサー搭載ミラーレス⼀眼カメラ『α6600』とほぼ同等のサイズと質量ながら、フルサイズならではの⾼画質撮影性能と、⻑時間撮影の際でも安⼼して使えるスタミナ性能を備えている。また、リアルタイムトラッキングやリアルタイム瞳AFなどのAIを活⽤した⾼性能AF(オートフォーカス)や、最⾼約10コマのAF/AE(⾃動露出制御)追従⾼速連写で、動きのある被写体を⾼精度に捉えることができる。

 さらに、動画撮影機能も充実しており、6K相当の情報量を凝縮した⾼解像4K動画記録のほか、HLG(Hybrid Log-Gamma)⽅式による4K HDR撮影やS-Log対応で、映像表現の幅を広げる。加えて、バリアングル液晶モニターやデジタルオーディオインターフェースに対応したマルチインターフェースシュー(MIシュー)も搭載し、快適な動画撮影を楽しめる。

 『FE 28-60mm F4-5.6』は普段使いに適した焦点距離28mm60mmと、画⾯周辺部までの⾼い解像性能を実現。また、最新のフルサイズミラーレス⼀眼カメラのAF性能を最⼤限に引き出す⾼速・⾼精度・⾼追従かつ静粛なAF駆動が可能。

 『HVL-F28RM』は⼩型・軽量かつ⼤光量の電波式ワイヤレス通信対応フラッシュ。カメラ本体の顔検出と連動し、被写体の⼈物の顔⾊が⾃然な⾊調になるように、カメラ側でフラッシュの光量やホワイトバランスを⾼精度に調整する新機能も搭載した。カメラ本体との緻密な連携により、ガイドナンバー28(照射⾓50mm設定時、ISO100・m)での安定した発光制御を実現している。

 また、電気端⼦部を含む全⽅向の衝撃に強い新開発の「サイドフレーム補強構造⾦属シュー」(意匠登録出願中)を搭載し、⾼い堅牢性も実現しているとのこと。さらに、シュー取り付け時に対応カメラの「外部フラッシュ設定」から調光補正などの詳細な操作ができるなど、操作性と拡張性にも優れる。