キヤノンMJ、キヤノン製カメラをウェブカメラとして活用できるソフトウエアの無償提供を開始

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2020/09/23 06:00

 キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン製カメラをウェブカメラとして活用できるソフトウエア“EOS Webcam Utility”の無償提供を9月下旬より開始する。

 同ソフトウェアは、レンズ交換式カメラEOSシリーズやコンパクトカメラPowerShotシリーズをウェブカメラとして活用できるPC用ソフトウエア。同ソフトウェアをインストールしたPCとUSBケーブルで接続する容易な操作で、対応のカメラをウェブカメラとして活用することができる。フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」や「EOS R6」を含む41機種のカメラに対応し、高画質な映像によるコミュニケーションを実現するという。

 映像を活用した新たなコミュニケーションスタイルやニューノーマルの生活様式が広まるなか、ビジネスウェブ会議や映像のライブストリーミング配信、家族・友人とのコミュニケーション、遠隔授業など、さまざまな場面でオンラインコミュニケーションのニーズが高まっている。

 同ソフトウェアは、2020年4月にキヤノンUSA Inc.がベータ版として発表した「EOS Webcam Utility Beta」の正式版。正式版では対応機種を拡大し、「EOS R5」や「EOS R6」を含む全41機種のカメラに対応するほか、対応アプリケーションを13のアプリケーションに拡大しているとのこと。さらに、ソフトウエアを介さずにカメラの録画ボタンを押すだけで、ウェブ会議やライブストリーミング配信で使用している間にカメラ内の記録媒体に動画の録画保存することが可能になった。