ZoffのR&D機関とQDレーザが業務提携、スマートグラス共同開発や商用化へ 半導体レーザ技術を活用

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2020/10/19 07:00

 メガネブランド「Zoff(ゾフ)」を運営するインターメスティックの研究・開発機関“Zoff Eye Performance Studio”(ゾフアイパフォーマンススタジオ、以下「ZEPS」)は、半導体レーザおよび応用製品の企画・設計開発・製造・販売を行うQDレーザ(キューディーレーザ)との業務提携を発表した。同業務提携により、半導体レーザ技術を援用した眼鏡処方プロセス刷新への取り組み、「レーザ網膜投影」による眼鏡型弱視支援器具および次世代の眼鏡であるスマートグラスの共同開発および商用化を開始するとのこと。

 ZEPSは「メガネや店舗にIT・AI技術を援用することで人間の可能性を拡張し、顧客体験を洗練すること」をビジョンに掲げている。一方でQDレーザは、主要事業のひとつとして「レーザ網膜投影」をコア技術とするレーザアイウェア事業を展開。すでに、弱視を抱える人々を対象とした網膜投影型エイドの商用化と医療機器認証取得を達成している。

 今回、両社の描く未来像が一致したことから、同業務提携が実現したという。