Eukarya、誰でもデジタルアーカイブが公開できるサービス「Re:Earth」提供開始

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2020/11/12 06:00

 Eukarya (旧 ダーウィンエデュケーション)は、コーディングなしで位置情報を持つデジタルアーカイブを作成から公開までできるサービス「Re:Earth」をリリースした。同サービスの特徴は、次のとおり。

メインビジュアル
メインビジュアル

コーディング不要

 プログラミングなし、画面操作のみで気軽にデジタルアーカイブ作成〜一般公開が可能に。エンジニアが不在or不足の組織でも、気軽に資料のデジタル化が行える。

コーディング不要な編集ツール
コーディング不要な編集ツール

ストーリーテリング機能

 実際の展示室のように、順を追った資料閲覧を可能にする。時系列やキュレーションに沿って資料を提示することができ、閲覧者の体感的理解を助ける。

位置情報

 デジタル地球儀上にピンを落とすだけで、位置情報を付与。国境を越えた活動や資料の紹介、また、動植物分布や人文学・商業の発展、移動の歴史など、位置情報と深い関係にある情報をわかりやすく伝えるのに適する。

位置情報を用いてマッピング
位置情報を用いてマッピング

外部データのインポート/エクスポート

 既存データのインポートや、アーカイブに登録したデータのエクスポートが可能(CSV・KMLなど)。アーカイブ編さんだけにとどまらず、さらなる活動発展・研究深化を促す。

 同サービスは、まずtoB向け(Enterprise)としてスタートさせるが、今後内容をさらに多角化させ、toC向け(Basic)に提供することも予定しているとのこと。

 またその後、Re:EarthシステムをOSS(オープンソースソフトウェア)としても公開し、日本・中国・カナダ・シリアなど、現開発メンバーの母国をはじめとした、世界各国のエンジニアたちとともに、ワールドワイドなOSSコミュニティを形成する計画を進めているという。

完成イメージ
完成イメージ